今回は室外機の接続です。
⑦は右配管。⑧は左配管の接続として別記事とし、この⑨の記事で同じ工程となるので、それぞれ参考にして下さい。
- 《エアコン取付方法 記事一覧》
①取付位置の選定
②据付板の固定
③配管穴開口
④渡り線の接続
⑤フレア加工
⑥室外機準備
⑦室内機取付(右配管)
⑧室内機取付(左配管)
⑨室外機接続 ←いまココ
⑩真空引き~完成
ドレンホースを延長
室内機に接続してあるドレンホースは80cm程度と短く、屋外まで出せる程度の長さしかありません。
なので、延長用ドレンホースを使用して地面近くまで延長します。
50mなんていらないよ!って方は、ホームセンターで切り売りもしてるし、ELPA 耐候性ドレンホース 5mもあります。
ドレンホースには通常タイプと、耐候性タイプがあります。耐候性タイプはホースの中が黒く色が付いているのが特徴で、直射日光下でもボロボロになり難いそうですが、まいたけ個人的には通常のタイプで問題ないと思っています。
基本的にドレンホースは化粧カバー内、化粧テープ内で室外機横まで持って行き、露出する部分は室外機で日陰になるような位置だけ。
安い方の通常タイプで問題になった事は無いので参考までに。。
ドレンホースを接続
このドレンホースはエアコンによって合わせられるように、直径が16mmと18mmに対応できるような接続口になっています。
なのでこの段差部分でカットし、合う方を接続しますが、大体16mmじゃないかな?
室内機のドレンホースにカクっと感覚がある所まで差し込みます。
矢印の凸部分同士が合う事で、カクっと感覚があります。
あとは外れないようにしっかりとテープで巻いて接続は完了。
ドレンホースはまだ長いままですが、室内機の接続が完了してからカットします。
配管接続準備
現場によって室内機と室外機の位置は多種多様です。
配管は短い方が効率が良いので、なるべく室内機に近くて邪魔にならない位置に室外機を設置します。
今回は最短ルートで、この位置に設置する事にしました。
配管は真下に降ろし、室内機裏で曲げて配管の接続部分まで導きます。
接続する形状をイメージして長さを決定し、配管をカットします。
慣れないうちは、気持ち程度に長めにしておくと安心です。断熱材を先にカットして、
パイプカッターで銅管を切断します。
あとは角度を合わせて曲げておきます。
(配管の接続箇所は矢印のナットの部分です。上が細い方・下が太い方)
接続部分の2つのナットを外しておきます。
2分側は簡単に外れますが、3分側は結構強く締まっているので、バルブに負担がかからないように、もう一本のモンキーレンチで押し気味で支えておくと安心です。
銅管の接続部分が出てきました。
固いモノを当てて傷を付けないように注意して下さい。
ここで完全に外さずに緩めるだけにしておいて、銅管接続時に外した方がいいです。。
銅管の先端にフレア加工を施します。
フレア加工の詳細は、⑤フレア加工で解説をしていますので、そちらを参照して下さい。
接続に無理が無いか?配管の取り回しは美観的に問題ないか?
を確認し、問題なければ化粧テープを巻いていきます。
配管接続後に、キレイに化粧テープを巻くのは困難なので、接続前に行います。
まぁ、慣れないうちは接続後に、
あ”!
ってなります。。まいたけも過去何回も・・・💦
化粧テープ巻き
化粧テープ(ネオピタテープ 50mm×18m アイボリー)。キレイに巻くにはかなりの経験値が必要です。。
まいたけもまだまだキレイに巻けません。汚いです。
特に曲げの部分なんてダメダメです。
なので?まいたけは化粧カバーを使用し、接続部分付近のみテープ巻きといった感じ。
逃げてばかりなので一向に上達しません💧
室外機を移動させてスペース空けた方がやり易いです。
ドレンホースはあまり横引きせず、水が出てきても問題ない位置でカットします。
ここでは多少長めに切っておき、最終の調整でもう一度カットすると好みの位置に落とすことが出来ます。
配管・ホース・電線を均等な太さになるように、所々テープで固定していきます。
この時、電線はどちらかの銅管とセットにして先端付近まで一緒に束ねておきます。
さあ、化粧テープを巻いていきます。
化粧テープは下から上に巻いていくと、上からの雨やほこりをテープ内に入れないように巻けるので、下から巻いていきます。
どちらかの配管の端から巻いていきます。先端にテープで貼り固定します。
電線は先端までは巻かないので、電線を外して一巻き。
こんな感じで電線を出して、
半巻きずつ重ねながら巻いていきます。
もう一方の配管との合わさる部分でカットし、ビニールテープで固定します。
そして、もう片方の配管の先端から同じように巻いていきます。
もう片方のビニールテープが見えないように、テープより先端側で、両方の配管を巻くようにします。
あとは、配管穴まで半巻きずつ重ねながら巻いていきます。
途中、ドレンホースも合流。
そして配管穴まで巻きました。最後は配管穴ギリギリの所で、ビニールテープで固定します。
配管穴は最後にパテで埋めるので、パテで見えなくなる位置にテープを巻くと仕上がりが良くなります。
銅管・電線接続
室外機を設置場所に戻して、配管・電線の接続をしていきます。
まず銅管の接続を行います。
接続作業は、室内機の補助配管の接続と全く同じです。
モンキーレンチとトルクレンチを使用して、規定トルクで締め付けます。
電線の接続
続いて、電線(渡り線)の接続です。
室内機側の取り付けは、④渡り線(電線)の接続として上げていますが、基本的な作業は同じです。
室外機に皮むきゲージの刻印がありました。
灰色の外装を35mm剥いで、被覆を19mm剥ぐという指示ですね。
機種ごとに若干違うので、刻印や説明書に従って適正に剥ぎましょう。
まずは配線ルートを確定し、芯線の先までの長さを確定させてカットします。
VVFストリッパーを使用すれば、長さの計測から外装・被覆剥ぎ、切断まで簡単に行えるので、VVFケーブルを扱う人にはおすすめです。
指示通りサクッと剥いで、差し込みやすいように整形します。
あとは色の指示に従って、まっすぐ奥まで差し込みます。
差し込む穴から芯線が見えないように奥まで差し込み、端子台の確認窓まで芯線が到達しているかもしっかりと確認。
この機種には無かったけど、多くの機種は端子台の少し下に、VVFケーブルを固定する金具があるので、ネジ止めしてVVFケーブルを固定します。
その代わりにこの機種では、側面のカバーで固定する構造となっていました。
側面のカバーを固定すると、矢印の部分の出っ張りで固定してるんですね。
配管穴パテ埋め
配管と電線が室外機に接続されたため、配管ルートが固定されたので、配管穴を塞ぎます。
配管穴が塞がっていないと、雨水の侵入、部屋の断熱効果の低下や虫の侵入が起きるので、隙間なく塞ぐ必要がありますね。
使用するのは、エアコン用配管パテ。
普通の配管穴なら、この200gを全部使います。
ちぎったりして、ペタペタ貼ると見栄えが悪くなるので、袋を破り、そのまま伸ばして使います。
配管を穴の中心付近になるように浮かせて、
パテが穴の中に入るように入れ込みながら、
全周ぐるっと包み込みます。
あとは隙間が出ないように気を付けて、見栄えが良くなるように形を整えて完成です。
ドレンホースを整える
冷房・除湿運転時に室内機の熱交換器から出る水は、ドレンホースを通り屋外に排水されます。
そのドレンホースは現場により、どこへ排水したいのかが変わるので一概には言えません。
ホースを伸ばして排水口近くに流したいとか、そういった事が無く、室外機横や裏でそのまま排水の場合は、地面を這わない方が良いとまいたけは考えています。
現状では、少し長めにカットしたドレンホースはこのように地面を這っていますね。
このような状態だと、虫が浸入しやすい環境になってしまいます。
まいたけ家では過去、リビングにムカデが這っていたことが3回ありました。
侵入ルートを調査した結果、このドレンホースからの侵入と分かりました。
室外機裏の地面をドレンホースが這っていて、水が流れるので湿度の高い環境。。
防虫キャップを付けるのも対策ですが、目が細かいと水の流れを阻害してしまう事を考えると、宙に浮かせた状態にするのが良いと考えました。
と言う訳で、家中のドレンホース全て、地面から3cmほど浮く距離でカットしています。
カットしてから10年弱。ムカデの侵入も一切ないのでバッチリ効果があると思います。
量販店工事だと、ドレンホースは大体長めに切ってあり、地面を這っていると思うので、カットし浮かせることをおすすめします。
設置完了
これで、室内機と室外機の接続は完了し、エアコンの設置自体は完了しました。
あとは配管内の空気を抜いて真空にし、室外機内に閉じ込めてある冷媒ガスを循環させてやればエアコン工事は完了です!
あと一歩です!次の記事で詳しい手順を紹介します👍
今回使用した工具・部材はこちら
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①取付位置の選定
②据付板の固定
③配管穴開口
④渡り線の接続
⑤フレア加工
⑥室外機準備
⑦室内機取付(右配管)
⑧室内機取付(左配管)
⑨室外機接続 ←いまココ
⑩真空引き~完成