住宅内装 商品レビュー

遮光・調光・通気可能なロールスクリーン(ロールカーテン)を設置!

どうも。まいたけです✌

ここ数年の夏は本当に暑いですね🌞毎日毎日35度越えなんて当たり前。。

2階が暑い!

何とかならないの?

と言うわけで昨年、階段の上の天井にシーリングファンを設置しました!👇

設置してから、ムッとした暑さがかなり改善され、結構快適にはなりましたが、まだまだ暑いんですね。

何とかならないの?

2階の廊下には、バルコニーへの勝手口があり、そこから強烈な日差しが入り込んできます。

南側に面する勝手口なので、昼間はずっと日差しが入り込んできます。

ここへ行くだけで熱気を感じるので、この日差しを何とかすれば、2階の温度上昇を抑えることができそうです✌

ロールスクリーンの検討

さて、簡単にこの日差しを防ぐには、カーテン等の布地のモノで遮光してやるくらいしかないですね。

カーテンレールを設置して、カーテンを付ける。

突っ張り棒を設置して、そこにリングカーテン。

という選択肢を考えたのですが、閉じてる時も開いてる時もカーテンの存在感が大きすぎる。

と言うわけで、ロールスクリーン(ロールカーテン)がベストではないか?

と考え、色々探してみた結果たどり着いたのが、1級遮光のロールスクリーン

サイズのラインナップも細かくあるし、色も選べるので、早速聞いてみました。

どや?どの色がいい?

こんなの設置したら風が通らないんじゃないの?

風でバタバタしそうだし!

仰る通り。
この勝手口のドアは、ガラスの部分がスライドし、網戸にする事ができるので夏場は開けて、風が通るようにしているんです。

このドアの窓と北側の窓を開け、シーリングファンを回すことにより、うまい具合に換気できるようになっています。

ここに遮光のロールスクリーンを設置すれば、間違いなく風の流れは阻害されてしまうでしょう。。。

と言うわけで、もっと調べてみたら、遮光・調光・通気可能なロールスクリーンという何かよく意味の分からない商品にたどり着きました。

製品の色によって遮光率は変わってくるし、先ほどの製品と違い1級遮光ではないので、遮光100%でも完全遮光にはなりません。

ただ今回の場所では完全遮光は求めてないし、むしろある程度の明かりは入ってきてほしいので、まさにベストな商品では?と思った訳です。

ただ、本当に謳っている性能が発揮されればの話ですが。

あとはサイズをどうするか

これはまず理想的なサイズを出せば良いですね。

幅は65cmが丁度よさそうかな?と思ったけど、商品詳細を見ると、幅は製品の外形寸法でありスクリーン(生地)の幅ではないとの事でした。

生地の幅は、製品の幅-3cmとなるようなので、今回の場合は70cmを選択した方が良さそう。

次に丈も実測。

200cmが丁度よさそうですね。

下地調査

ロールスクリーンを取り付けるには、本体をねじ止めする必要があります。(カーテンレール取付の場合を除く)

そのネジが効く下地があるかどうかを調べます。

窓やドアの周囲は下地が有ることがほとんどなので、ロールスクリーンの取り付けには有利です👍

下地を調べるのには、Panasonicの下地センサーを使います。

壁に当ててスタート。

本体をスライドさせていき、下地があると、

このように下地がある場所では、音と光で知らせてくれます。

でも境界は完璧ではないので、壁が石膏ボードの場合は下地探しどこ太を併用する事で確実に下地を確認することが可能です。

石膏ボードの壁に押し当てて、

壁の奥にネジの効く下地が無い場合は、

このように奥まで刺さりますが、下地があれば、

途中で止まります。止まった所の目盛りを見ると、12の所で止まっているので、針が12mm入った所に下地があります。

石膏ボード(壁)の厚さが12mmなので、石膏ボードを固定している下地の柱で間違いありません。


このように、下地センサーで大まかな下地を把握して、境界等の細かい部分はどこ太で調べると良いと思います。

ドア付近を調べたところ、青いマスキングテープの位置に下地が有ることが分かりました。

ドア上部に下地があるので、ロールスクリーンを取り付けるには都合が良いですね!
(ドアや窓の周囲は、基本的に囲むように下地があります)

ただ、購入する70cm幅全体には下地はありませんが、全く問題ありませんでした。詳しくは取り付け時に解説します。


取り付けも問題ない事が確認できたので、幅70cm・丈200cmのブルーを購入しました!

受注後、中国での製作となります。

まいたけの場合、7月28日に注文して到着したのは8月9日でした。

ドア上部に取り付け!

さて、商品が到着したので早速取り付けていきましょう。

付属の取り付けブラケットは2種類。

①天井取付用ブラケット
②カーテンレール取付用金具(①と併用)
③壁面取付用ブラケット

①と③のブラケットは黄色線の幅内どこでも取り付け可能なので、下地の都合に合わせる事ができるので有難い。

今回使用するのは③の壁面取付用ブラケット。

これを取付予定個所に当ててみると、

マスキングテープが貼ってある場所は下地があるので、2つの穴はしっかりとビス止めすることが可能です♪

さて、そのブラケットをどこに取り付けるかですが、まず第一は下地がある箇所。

今回のロールスクリーンの幅は70cmですが、取り付け個所の下地は65cmしかありません。
(写真が途切れてしまいました💦)

なので、この下地に合わせながら、ロールスクリーン本体をガッチリ固定できる位置にブラケットを固定します。

ロールスクリーンの外側から、10cm内側をブラケットの位置とする事にしました。

向かって右側を壁にピタリと取り付けるので、右端から10cmの位置と60cmの位置がブラケット取付位置となります。

これなら下地もあるし、安定的に本体を固定する事が可能です。

ブラケットの取付

穴位置をマーキングして、

下地が間違いなくあるか、どこ太で最終確認!

ブラケットを固定するネジは、付属のネジを使います。

付属のネジの有効長は25mm。石膏ボードの厚さは12mm。ブラケットの板厚は1mmなので、下地の木材に12mm入る計算です。

ロールスクリーンの重量や、開閉時の負荷を考えても十分でしょう。


この程度のビスであれば、下穴を開けなくてもドライバーで締める事は可能だとは思いますが、DIY用のドリルドライバーを使用すれば楽です。

カラーボックスなどの家具の組立にも使えるので、一家に1台あると便利です。

付属の2.5mmのドリルビッドで、ビスの長さより気持ち短めに穴をあけ、

全箇所あけたらマスキングテープを剝がし、付属の+2番のドライバービッドに差し替えて締める!

ただ、ドリルドライバー本体とブラケットが当たって力が入りにくいので、長めの+ドライバーで締めました😅

ブラケット取付完了♪

ロールスクリーン本体の取付

あとはブラケットに本体を引っかけて取り付けるだけです。

ブラケットと本体溝の嵌合する位置関係はこんな感じです。

ブラケット先端の白いパーツを、本体の溝に合わせて、

押し当てるとバネが縮むので、押し当てながらフックを本体溝に入れる。

両方のブラケットと本体がしっかり固定されていることを確認したら取り付け完了です♪

カンタンです♪

使用感はどう?

このロールスクリーンは遮光・調光・通気のできるロールスクリーンなので、使用感が気になるところ!

全体的な動きをアニメーションしてみると、

何となく伝わるでしょうか?室内に入ってくる光の加減が変わっています。

仕組みを細かく見ていくと、ロールスクリーンは2枚合わせの構造になっています。

遮光部分80mmとメッシュの部分50mmが交互になっていて、この2枚がスライドし調光する事が可能になります。

メッシュ部分を合わせると通気モードになります。

実際の動きと光の透過具合はこんな感じ👇

(再生を押すと動画が読み込まれます 4.52MB)

色が付いたラインが2枚重なると、それなりに遮光してくれますが、メッシュ部分を隠して、全体的に光を遮るモードだと、結構光が入ってきますね。

この製品のブルー色は遮光80%なのですが、ちょっと言い過ぎな感じです。感覚的には遮光50%程度かな?

真っ暗にしたい方には向いていないです。色違いで遮光100%ってのもありますが、恐らく真っ暗にはならないと思います。

完全遮光を求めるのであれば、やはり通気は犠牲にして、1級遮光のロールスクリーンを選んだ方が良いと思います。


肝心の通気性能に関しては、期待値よりも高かった👍

台風の影響で南風が強かった日も、そこまで暴れることなく通気ができていました。

一時的にフワッと、下端で30cmくらい室内側に流されることもありましたが、特に問題と感じません。

普通の風が弱い日だと、ほぼロールスクリーンは動かずに風だけ通す感じかな?

ただ、上の写真のように完全に通気モードにしていると、それなりに日差しは入ってきます

そこは仕方ないのかな?でも全体の面積の半分以上は2枚重ねで遮光しているので、何もない状態と比べたら雲泥の差です。


試しに、完全遮光モードでも通気するのか?と試してみた所、

やはり風の抵抗を受けて、スクリーンが室内側に大きく流されてきますね。

動きの無い写真で説明されても分からないんですけど。

確かに・・・。

完全にまいたけの主観だけの表現ですからね。


と言うわけで、また台風の影響で風が強い日がきたので、動画を撮ってみました✌

(再生を押すと動画が読み込まれます 38.1MB)

何となく伝わりますかね?遮光モードにすると風の影響で室内側に大きく流されてきますが、
通気モードにすると、だいぶ軽減されてますね。ヨシ!


最後に全開~全閉の動画をあげておきます。動きや遮光具合の参考になるかな?

(再生を押すと動画が読み込まれます。16.1MB)

2階は快適に?

まだ設置して1週間程度しか経っていないので、まだ結論を出すのは時期尚早ですが、

2階の廊下に差し込む日差しは大幅に軽減できているので、温度上昇はだいぶ抑えられています。

今回選択したブルーが涼しげな色なのも相まって、いい感じです♪

やはりこのロールスクリーンは”通気ができる”というのが最大の利点かなと思います。


このような斬新な製品は、ホームセンターやニトリに行っても売ってないので、やはりネットショップは凄いですね!

気になった方はチェックしてみて下さいね!サイズも豊富なので色々な窓に合わせる事ができると思いますよ👍

おまけ

商品に付属してくる、コードバックル。

小さい子供がチェーンに触れないように、高い位置に束ねておくためのパーツなんですが、これがとんでもなくゴミです。

まいたけ家は小さい子供はいないので使うことは無いのですが、どんな感じなのか疑似的にマスキングテープで張り付けてみた所・・・

・チェーンが入る開口が小さい
・入れても下まで落ちていく
・ただの穴なので、引っかける事が出来ない
・結果ゴミ。

こんなのを付けて、毎回下に落ちないように試行錯誤するくらいなら、

ダイソー等で売ってる、フックを買って取り付けた方が数百倍機能的!

ピンフックなら針で刺すだけなので、下地を考える必要もないしね!

小さい子がいる方は、是非付属のコードバックルなんか使わずに、フックにして下さいね😉

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