どうも。まいたけです✋
ここ数年、夏がどんどん暑くなっていますね💦
毎日毎日、35度超えが当たり前の夏になってしまいました🙄
エアコンにも避暑が必要
エアコンの仕組みは割愛しますが、ざっくり言うと、
室内機・室内機共に冷媒ガスによる熱交換をしている。
冷房運転時は、室内機で熱交換した熱い気体を、室外機のコンプレッサーで圧縮、冷却する事で、冷たい液体に変え、室内機で冷たい風が出るようになる。
その冷たい液体を作る室外機が、酷暑の中直射日光にさらされていると冷房効率が落ちます。
なので夏の冷房運転時を考えると、室外機は直射日光の当たらない日陰に設置するのが望ましいんですね☝
あと、エアコンのメイン基板は室外機内部の上の方にあるので、その基板を守るためにも室内機天面は直射日光による温度上昇を抑えてやった方が良いのです。
バルコニーの室外機
ただ、家の間取りや屋外の環境によって、日陰に室外機を置けない事が多いのも事実。
今回も、南側のバルコニーにしか室外機を置けない環境でした。
南側で日当たり良好なので、日中はずっと直射日光にさらされる環境です。
そんな室外機を、少しでも直射日光から守るために屋根を設置していきましょう。
どんな屋根にするか?
屋根といっても、既製品だとペラペラの簡易的な物から、全体を囲うような製品まで幅広くあります。
まいたけは今まで、2種類の屋根を自作し、既製品を1つ使用してみましたが、最終的にはパッとしませんでした。
まず一つ目はリビングのエアコンの室外機。
ホームセンターで購入した木材を切り出して、完全オリジナルな収納庫を兼ねた屋根を作製。
すごく手間がかけて、収納庫にもなり良かったのですが、やはり木材。
屋外で雨にもさらされるので、塗装をやり直したり、塗料が剥げた所からキノコが生えてきたり・・・。
と言うわけで、木材で自作するのは却下。
続いて、イレクターパイプとハモニカーボ(ポリカーボネート中空板)を使って作製しました。
木材と違い耐久性もあり、4年経過した今でも現役として使用しています。
ただ、イレクターパイプとハモニカーボ。高い。。
これを作るのに4000円くらいかかってます💦
なので、よくホームセンターで見かける銀色のペラペラの室外機シェードを買ってみました。
金額的には1200円くらいだったかな?
初めはこれでいいじゃん!って思ったんだけど、1年程度で、銀色の部分がボロボロと剝がれてきて、バルコニーのそこら中に飛散していました💧
耐久性は皆無です。夏の1シーズンで交換と割り切れるならアリですが。
既製品で樹脂製の屋根を購入
自作は高くつくし、よくある銀色のペラペラ屋根は耐久性が皆無。
というわけで、いろいろ探していたら、樹脂(ポリプロピレン)製の屋根を発見。
金額的にも2000円程度だし、ポリプロピレン製なので耐久性も期待できそうなので購入してみました。
なんかレトロな感じのパッケージですね。
調べてみたら、Amazonでの取り扱い開始が2008年7月だったので、かなり前から販売していた製品なんですね!
ロングセラー商品。期待しちゃいます。
開封して中身を確認してみると、1枚モノではなく、2枚を組み合わせる造りになってました。
板厚もしっかりとあり、期待できそうです。
2枚のかぶせ量をずらすことで、幅75cm~80cmに変更可能な造りになっています。
これによって、室外機のサイズに合わせて伸縮させることが可能なんですね!
組み立て方法は箱に書いてあります。
組立・設置準備
さて、さっそく設置していきましょう。
説明書を見ながらやれば簡単です✌
カバーAに、取り付けバーをセットしますが、伸縮させるために方向性があります。写真のような向きで穴に入れていきます。
2本同じように差し込むので、位置は手前の端と、奥の端の2か所にすると安定感があります。
溝に押し付けると、パチンとハマります。
反対の端を、カバーBの穴に通していき、
こちらもパチンと嵌めるだけ✌
取り付けバーの溝に合わせて可動(伸縮)させる事が可能なんですね。
あとは室外機に固定するだけです。
室外機への取り付けは、付属のナイロンバンド2本で室外機本体に巻き付けます。
バンドの結び方は一般的な結び方ですが、付属の説明書通りに行いましょう。
方向を間違えると、バックルとバンドの摩擦抵抗が小さくなり、引っ張るだけで外れてしまうこともあるので、確実に行います。
実際に室外機に固定する前に、家の中でやってみました。
うまくできていれば、引っ張っても伸びてきませんよ✋
設置
さて、準備も整ったので設置していきますが、
季節は夏真っ盛り。暑くなる前に設置しようと思ってたけど、ズルズルと8月になってしまいました。
設置場所は南側のバルコニー。連日最高気温が38度くらいになるので、とてもとても昼間に作業する気にはなれません🤣
と言うわけで、日が昇って明るくなった朝5時から行いました。
この時間なら真夏でも大丈夫です👍
室外機の上にカバーを置いて、バンドを取り付けバーの上を通し、室外機裏側と表側に垂らします。
あとは、バンドを先ほど練習したやり方で結ぶだけ!
緩みの無いようにギュッと引っ張って固定!
とっても簡単です。3分もあれば設置可能です✌
この状態でもカバー本体の伸縮は可能なので、室外機の幅に合わせて調整して完了です。
今回の室外機は幅80cmだったので、完全に伸ばした状態で設置しました。
設置してみての感想
まず、一番大事な日陰ができているか?
もう少し前への張り出しが欲しい所ですが、十分でしょう。
材質は樹脂製で耐久性もありそうなので、3~5年くらいもってくれそうな感じかな?
ただ、ナイロンバンドが不安要素ですかね?
涼しくなったら、ナイロンバンドで室外機に縛り付ける固定方法を改めて、室外機天板に直接固定する方法を検討してみようと思ってます✌
色も室外機に合った色なので、違和感が無いのも良いですね。
ペラペラのギラギラより品があります。
家の室外機の屋根は全てこれに統一しても良いかな?って考えてます。
肝心の効果の方ですが、この手の商品はどんな製品もそうですが、体感することは難しいです😅
でも、長い目で見て確実に室外機の負担を軽減している事は間違いないでしょう!
いかがだったでしょうか?
金額的には2000円程度で、簡単に設置ができる室外機の屋根。
日中に日が当たる室外機があればぜひ取り付けてみてくださいね!