さて、頑丈な骨組みが完成したので、屋根を作っていきましょう👍
≪カーポート屋根延長 記事一覧≫
①木材でベースを作る
②イレクターで屋根の骨組みを作る
👉③ハモニカーボで屋根を作る
屋根材はハモニカーボで
今回使用する屋根材は、アクリサンデーのハモニカーボにしました。
ラインナップは数種類ありますが、今回使用したのは4mm厚のクリア色。
ポリカーボネート製のプラダンです。
太陽光の透過を防ぎたいなら、ブラウン色を選択すると良いかと思います。
類似製品もありますが、屋外で屋根材として使うので必ず”両面耐侯品”を選ぶようにしましょう✋耐久性が全然違います。
あと厚さは3mmでは心もとないので、4mmにしました。ホームセンターで実際に手にしてみると、曲げに対する強度が全く違います。
サイズは、1820×910mm。3枚購入しました。
これを作製した骨組みの上に置いてみると、
なが~い。
のでカットします✂
が、どこでカットするか。
延長する屋根はできるだけ長くしたい
けど、あまり長いと積雪時の強度が心配。
結果的に、パイプ先端から80mmの位置でカットすることにしました。
1枚目の屋根を設置
カットするのは普通のハサミでは硬くて切れないし、カッターでは横方向の切断に苦労するので、SK11の万能ばさみを使用しました。
サクサク切れます。このはさみ、カーペット等の大物や電線も切れるので重宝してます🤗
カットして置いてみるとこんな感じ👇
もう少し長くしても良かったかな~🤔
ハモニカーボとイレクターパイプの固定は、イレクター部材のJ-46を使用します。
大量に必要になるので、ホームセンターに買いに行っても、必要な数量が確保できないのは目に見えているので、ネットで購入しました。
パイプ等の部材もまとめて購入すれば、買いに行く手間も省けて家まで配達してくれるので楽ですね。(基本的にまいたけはホームセンター派ですが)
パイプに、パチッパチッとはめて、
今回は延長する長さが600mm程度なので、1本あたり端と端の2個使用しています。
この上にハモニカーボを置いて、J-46の穴位置とハモニカーボの空洞部分が合うように、J-46の位置を微調整。
穴位置を油性ペンでマーキングしておきます。
と言っても固定されていない為、全箇所ズレのないようにマーキングするのは不可能なので、やりやすい手前側の2個だけにしました。
マーキングした部分に、ドリルで4mmの穴を開けて、
J-46を固定するので、周辺の保護フィルムを剥がしておきます。(全部剥がしても問題ないけど汚れるのが嫌なので)
雨水が入るのを防ぐために、コーキングガンでシリコンシーラント(クリア)を充填しておきました。
下から指で押さえて、空洞内に入るように充填します。
これで空洞部分に雨水が侵入するのを防げますね!
ただ、水が入っても問題ないような気もします。。
J-46は接着剤とボルトナットで固定します。
ネジやワッシャーは全てモノタロウで購入しました。
J-46にウルトラ多用途SUソフトを塗って、
4×15のネジで固定。
中が空洞なので力を分散させるために、ナット側には径の大きいワッシャーを使用し、緩み止めのためにスプリングワッシャーを入れてます。
力任せに締めると潰れてしまうので、電ドラボールが止まるくらいの負荷。手動であればある程度ギュッと締めるくらいの力でOK👌
2つ分の固定が完了したら、骨組みのパイプに取り付け。
2か所固定した事により、ズレなくたったので、その他の箇所も全部マーキングし、
全箇所同じ要領で、J-46取り付け完了♪
両端の空洞部分には、穴同様にシリコンシーラントで水の侵入を防ぐ処理をしておきました。
骨組みのパイプにパチパチっと固定。
おおっ!なかなかいい感じに屋根が延長されました😂
ハモニカーボは3枚連結するので、ポリカジョイナー エ型をカットして、
ジョイントする側の端部に、ウルトラ多用途SUソフトを塗ってはめ込み。
イレクター部材のHJ-1を4セット使用し、追加パイプを取付。
この追加パイプに、次に付ける屋根材を固定します。
2枚目以降も同様に
さて、1枚目の屋根が設置されました。
2枚目以降も同じ要領で固定していきます。
計3枚のハモニカーボの設置は完了しました♪
端面(3面)は、ポリカジョイナー コ型を付けておきました。
隙間のコーキング処理
屋根自体は完成しましたが、カーポートとの合わせ面には隙間があります。
このままだとせっかく屋根を付けたのに、雨水が漏れてしまうのでコーキング処理をしましょう。
余計な場所への付着を防ぐために、隙間から10mmくらい離してマスキングテープを貼り付けます。
コーキングガンは、ホームセンターで300円くらいで安いのが売られていますが、まいたけ的には、タジマのコンボイジャストがおすすめ。
垂れ防止機能が付いているし、軽い力で押し出せるので使い勝手がすごく良いです。
マスキングテープの間にシリコンシーラントを流し込んでいきます。
今回はカーポートの色に合わせてブラックを使用しましたが、先ほど穴埋めに使用したクリアを使っても全然問題ありません。お好きな色を選択します。
塗布したら乾く前に、コーキングヘラ等できれいに均します。
基本的に見えない位置なので、そこまで見た目にこだわる必要はないかもしれませんが、きれいに仕上げた方が満足感が高い!
塗り終えたらすぐにマスキングテープを剥がします。
剥がしたマスキングテープが屋根に付かないように注意!!
これで雨が隙間から落ちてくる事は無くなりましたが、下側は隙間が空いている箇所があり、見栄えが悪いので、見栄えをよくするという目的で、同様にコーキング作業をしておきました。
屋根と骨組みをガッチリ固定
屋根の機能としてはもう十分なのですが、屋根と骨組みは複数のJ-49でパチンと嵌まっているだけです。
もちろん簡単に外れるような状態ではないのですが、もし台風の直撃で下から上に巻き上げるような突風が吹いた場合、外れて飛んで行ってしまうかもしれません。
そんな心配があるような環境であれば、
イレクターパイプとJ-49を専用接着液で樹脂溶着しましょう。
樹脂溶着なので、完全に一体化するので外れることはありません。
ただ、外すことも出来なくなるので、例えば10年後に屋根材を張り替える場合、ちょっと苦労するかもしれません。
全ての作業が終わったら、天面側の保護フィルムを剥がす🤗
この瞬間が最高に達成感ありますね🤣
屋根の延長後
さて、屋根を延長した一番の目的は、自転車置場に雨が当たらないようにすること。
完全に目標達成です👍
あとは、インターホンと郵便受けも雨に濡れないようになり、結果大成功です👍
新たに柱を立てることなく、スッキリと延長できたのではないでしょうか?

柱が無いと強度的に問題あるんじゃないの~
なんて声も聞こえてきそうです。
屋根を設置してから約3年。久々に結構雪が積もりました⛄
屋根上に30cm程積もりましたが、全然大丈夫でしたよ👍
≪カーポート屋根延長 記事一覧≫
①木材でベースを作る
②イレクターで屋根の骨組みを作る
👉③ハモニカーボで屋根を作る