どうも。引きこもりニートのまいたけです。
いや、コロナの濃厚接触者で引きこもりだけど、ニートではないぞ!
蓋がバキっーって割れた
家族が普段通り、自宅の駐車スペースに駐車していたら、
バキッーって音とともに後輪が沈みました!
幸い、タイヤの直径より小さい穴だったので車体が接地したりすることは無かったので、そのまま脱出できましたが。
この蓋は、自宅の雨樋等から集められた水が流れる、雨水桝のふたです。
穴から内部を見てみると、
思ったより深い!底まで1mくらいあるかな?
そして崩落した蓋の一部が底に沈んでますね。
このままでは車も動かしにくいし、人が落下する恐れもあるので早急に対応します!
車乗禁止
約13年前の入居時から気付いていましたが、この蓋
”車乗禁止”
の表示があるんです。
クルマは乗らないでね!って事なのに、なぜ駐車スペースに使われているのか!?
給排水設備工事は、基礎工事の次に行われるので、ここが駐車スペースになるって認識が作業者には無かったのかもしれません。
建築中の写真を探してみたら、この雨水桝が写った写真が1枚だけありました。
図面を見ない限り、ここが駐車スペースになるとは思わないかな~
トヨタホームの工事責任者には気付いて欲しかったケド!
現状のフタを調べる
このような給排水の設備は、規格で統一されているので、サイズさえ分かれば容易に購入可能なはず!
とりあえず今の蓋がどのようなサイズの物なのか、どのような表記があるのかを確認します。
と言っても壊れた蓋から情報を探すのは難しい場合もある。
雨水桝は、敷地内を探せば何か所かあるので探します。
簡単に見つかりましたよ!
蓋は取っ手を掴んで上に引けば簡単に外れます。
外れたら刻印を確認し、サイズを計測します。
刻印の確認
刻印を見れば、メーカーや商品名、型番を確認する事が可能な場合もあるので、まずはそこから情報収集。
メーカー:セキスイ
商品名?:カイショマスフタ
型番?:A8 300
これだけの情報がゲットできました!
同じフタを探すなら、この情報を元に検索していけば良いのですが、また車乗禁止のフタにするつもりは無い!
なので、フタの直径・高さ(厚さ)も計測しました。
蓋の直径
約330mm。
蓋の端の高さ(厚さ)
約17mm。
メーカーサイトで調査
今回はセキスイ(積水化学工業)の製品が使われていたので、メーカーのホームページから、
マス・マンホール総合カタログ(メーカーサイトが開きます)をダウンロードして確認してみました。
そして、該当ページを探したら現状のフタがありました!
品名:A8
サイズ:300
品番:MF3R
耐荷重:8kN
この中で、サイズ300は合わせなければいけません。
(商品やメーカーによって、300でも寸法が若干違いますが、300のタイプであれば問題なく入ります)
なのでサイズ300で、車が乗っても大丈夫なタイプを探します。
すると前ページにこんなのが載っていました。
赤枠の耐荷重8kNの製品は、車乗禁止となっていますね。
A8は車両が乗り入れる場所では使用しない!と警告文も。
駐車スペースにもし車乗禁止のフタがあれば、現状問題なくても交換しましょう!
そして、車両が乗り入れる場所に使えるのは青枠の、
・耐荷重12kNの耐圧タイプ
になるみたいです。
品名のA8は、耐荷重8kN。A12は耐荷重12kNという事なんですね。
その対象の製品を調べてみたら、この2種類がいいかな?と。
鉄製なので耐久性が良さそうです。
価格も安いのでこれにしようと思ったのですが、楽天市場内の店しか取扱いが無い。
それは良いのですが、定価より随分と高かったり、車乗禁止と書いてあったり。。。
多分車乗禁止は、店の記載間違いだとは思いますが、買うのをちょっと躊躇しました。
次に、レジコン(レジンコンクリート)製
鋳鉄製と同じ12kNだし、レジンコンクリート製なので劣化もそこまで気にする事も無いのかな?
これなら、アマゾン・ヤフーショッピング・楽天と、どこでも買える感じなのですが、
取り寄せだったり、送料が高かったりと二の足を踏みました。。
違うメーカーでもしっかり適合
アマゾンで調べると、タキロンとかJOTOとかのメーカー製品が出てきました。
金額も送料込みで、1700円~2500円程度なのでそれが使えるか調べてみました。
結果的には、日本下水道協会の規格と言うのがあり、その規格に合わせて作られているので、若干寸法が違っても、300とか250,350というサイズを合わせれば(今回は300)、問題ない事が分かりました。
ちなみに、フタのサイズを製品ごとに比較してみると(全て耐圧タイプ)、
セキスイのレジコン製MF3TR
直径329mm・端部の高さ17mm
タキロンのレジコン製330361
直径329mm・端部の厚さ18mm
JOTOの樹脂製JT2-300SFW
直径328mm・端部の高さ19mm
※この製品は樹脂製で、耐荷重を高める為か、他製品より曲面が強い感じに見えます。
直径で1mm。端部の高さで2mmの違いがあります。
この差は大丈夫なのか、
直径は1mmくらいは誤差の範囲内です。全く気にする必要は無いでしょう。
次に端部の高さの違いですが、マスの方で寸法を測ってみたら、
端部の溝で約20mmなので、一番端部の高さが高いJOTOの19mmでも問題ない事が分かります。
じゃあ、JOTOより2mm低いセキスイは、2mm沈んでいるの?というと、そうでは無いんです。
雨水桝の蓋は、雨水桝のこの部分に乗っています。
フタを見てみると、
この端部から少し内側に入った部分のこの平面で接しているので、メーカーによって端部の高さが違っても、浮いたり沈んだりはしないと思います。
なので金額や見た目、納期で選べば良いんじゃないかな?と思います。
ただ、やはり今まで付いていたメーカーと合わせるのが、一番安心感はあると思います😁
まいたけは、納期と金額の関係からアマゾンで、タキロンのレジコン製を購入するつもりでした。
翌日の午前には到着するので良いだろうと。。
えっ、明日まで穴空いたまま?
ホームセンターを探す
アマゾンのレビューを見てみると、
耐圧型はホームセンターに置いていない
探し回るくらいならAmazonで買った方が早い
と言った書き込みが結構目につきました。
なので、一般的な日用品や、日曜大工程度しか置いていない普通のホームセンターには置いていないと思った方が良いです。
まいたけは、車で片道30分程度かかる職人向けのホームセンター、コーナンPROに行ってきました。
どうせ無いんだろうな・・・
と内心思いながら。
何と言う事でしょう!
セキスイの耐圧型・雨水マークの入った、MF3TRHが置いてありました。
もちろん雨水マークの無い、MF3TRもありました。
値段は税込み2388円。タキロンをネットで送料込みで買うのとそんなに変わらなかったですね。
早速交換!
速攻で家に帰り(隣のコーナンと、ダイソーに寄ってから)、
どやっ!
はやくしろっ
交換開始です!
元々の色は同じはずなんだけどね。。。
木の板を敷いて車を前に出して。
蓋の残骸は簡単に外れます。
崩落した蓋が底に沈んでますね。
1mくらいあるので手が届きません。
なので金ばさみで取り出し、
フタを外す機会なんて滅多に無いので、
砂や汚れを綺麗に掃除しておきましょ😁
新旧比較してから~
ただはめるだけ。。
これで安心してクルマで踏めますね🤣
さいごに
何かの奇跡でこのサイトに辿り着き、
何かの奇跡でこの記事を読み、
何かの奇跡で最後まで読んでしまった方!
これだけの奇跡が重なったら、他人事ではないかもしれませんよ(笑)😁
一度駐車スペース周りのマスを確認してみて下さい。
車乗禁止
これがあったら早めに耐圧型に交換した方が安心です!
おまけ
一般家庭でこのサイズのマスは、雨水桝である事がほとんどなので触れませんでしたが、
汚水桝(下水管の桝)で使用されている事もあります。
もし、交換するマスが汚水桝だった場合は、
下水の臭いが上がってこないようにするゴムパッキンの付いた、B12シリーズにして下さいね!
これもネットではあまり売ってないけど、楽天では数店が取り扱ってました。
ちなみに、まいたけの行ったコーナンPROには置いてありましたよ!