前回、シーリングファンを取り付けるにあたって、十分すぎるほどの天井補強を行いました。
その補強した天井に
・フル引掛ローゼットを設置
・電源の分岐、配線
・スイッチの取付
をこの記事で紹介していきます。
ただ、、、電源もローゼットも無い場所に、シーリングファンを設置しようなんて方は極少数だと思いますが💦
- 《シーリングファン 記事一覧》
①シーリングファン検討
②天井補強
③電源確保・ローゼット設置 ←いまココ
④模型の作製
⑤常夜灯機能追加! 加工編
⑥常夜灯機能追加! 実装編
⑦シーリングファン取付!
電源の確保
前の記事でも触れましたが、今回シーリングファンを取り付ける場所は、建築時からそのような計画は無いため、電源がありません。
電源が無いので、もちろん引掛シーリングやローゼットも設置されていません。
なので、屋根裏で電線を分岐して電源を確保し、天井補強した部分にフル引掛ローゼットを固定し配線します。
電源は廊下のコンセントに繋がる線を分岐し、スイッチを介してローゼットに接続。
スイッチは、廊下・階段のスイッチがある場所まで通線。
今回は、廊下のコンセント101の線を分岐するので、該当ブレーカーを落として切断・結線します。
新設するケーブルは、1.6×2CのVVFケーブルを使用します。
VVFケーブルの切断・被覆剥がしは、ホーザンのP-958を使うととても簡単です。
そして結線は、トーメーコネクタで行いました。
ちなみにトヨタホームの場合、VVFケーブルのシースは色分けされています。
コンセントに繋がる線は、灰色。
スイッチに繋がる線は、水色。
負荷に繋がる線は、黄色
専用回路は、赤色
となっていました。
パッと見で識別できるので良いです。
まいたけが配線する時も、色分けして配線したいなぁと思うのですが、灰色以外は高いんですよね。お値段が💦
電源・スイッチ・負荷に繋がるように結線したら、結線部分にはナイスハットを被せておきます。
今までに換気扇の追加等で、屋根裏で電源の取り出しをやっていたので、他の線も大量にありますね👀
何の結線なのか分かるように、ナイスハットに書いておきました。
スイッチへの配線
シーリングファンを取り付けるにあたって、壁にスイッチが欲しい。
スイッチは、2階の廊下・階段の照明スイッチのある場所に設置するのがベスト。
おっと。この先の作業で行った疑似シーリングファンが写っていますね。。
この疑似シーリングファンは、大きさや圧迫感等の影響はどの程度か?を視覚化する為に作製しています。
これについては次の記事で。
あと、この場所。当サイトの他記事を見て下さっている方なら分かると思いますが、ここは当サイトのホットスポットです。
・トイレリフォーム
・洗面化粧台リメイク
・引き戸戸車潤滑・交換
気になった方、是非過去記事をご覧になって下さい👍
今回はこの場所へのスイッチの配線作業が簡単に出来そうなので行いました。
器具のスイッチのみでも入り切りは可能なので、無くても大丈夫ですよ👍
このスイッチが付いている所は、家のユニットが合わさっている場所になります。なので4本の鉄骨柱が集まっているんです。
屋根裏で見るとこんな感じになっています。
4本の柱があり、その4本をガッチリ固定する為に鉄板を使ってボルト締めされていますね。
この柱の中央は断熱材が巻かれているけど、空洞になっているので、通線が可能なんです。
この場所から約1.5m下に、廊下・階段のスイッチがあります。
2階の該当のスイッチを外して、通線できるようにしておきました。(写真は外す前💦)
準備ができたら、屋根裏側から電線を真っすぐ下ろしていきます。
距離が長かったり、途中で引っ掛かるようなら、おもりに糸を結んで下ろしていくと良いですね。
で、あっさり通線完了!
この作業は5年前の2017年に行って、まだシーリングファンを付けるつもりは無いので、余ってたスイッチを接続し、壁の奥に隠しておきました・・・。
そして、残りの電源系統は器具を設置するローゼットへの接続だけです。
フル引掛ローゼット設置
シーリングファンを設置するなら、フル引掛ローゼットを設置するのがベストです。
なので、フル引掛ローゼットを取り付けていきます。
シーリングファンを設置するセンター位置、前回の記事で出してます。
壁から620mmの位置。
補強した2本の木材のセンター位置、鉄骨から4cmの位置でした。
そこにVVFケーブルを通すので、直径10mm程度の穴を空けますが、切粉が階段に落ちるので、マスカーを使用して落ちないように養生。
そして穴あけ!今回は10mmの木工用ドリルビットを使用。
電線が通る穴が空けれれば何でも良いです。
ビット先端がネジになっていて、喰いつきが良いので、簡単に貫通しました。
綺麗に掃除をして、VVFケーブルを差し込み、
出てきましたね。
あとはここに埋込ローゼットを固定するだけ。
推奨の取り付けネジは、3.8mm×30mmの木ネジとなっていましたが、必要以上に5mm×40mmのトラスビスで固定する事にしました。
穴付近には全て下地があるので、ガッチリ固定!
4本でがっちり固定出来ました。
この金具がシーリングファンの重量を全て支えるので、ねじが確実に締まっているのを確認します。
あとは、本体にVVFケーブルを接続するだけです。
本体と金具は2本のネジで固定し、完成!
ローゼットを設置し、電源も確保できたので準備は完了です。
次回はココにシーリングファンの模型を作製し、実際にシーリングファンが付いた時の圧迫感や見た目に問題が無いかを検証します。
- 《シーリングファン 記事一覧》
①シーリングファン検討
②天井補強
③電源確保・ローゼット設置 ←いまココ
④模型の作製
⑤常夜灯機能追加! 加工編
⑥常夜灯機能追加! 実装編
⑦シーリングファン取付!