コロナ エコキュートを掃除!自己流定期清掃方法を紹介 -後編- です。
検索サイトでこのページに辿り着いた方は、コロナ エコキュートを掃除!自己流定期清掃方法を紹介 -前編-からをご覧下さい。
貯湯タンクに溜まった汚れを排出
貯湯タンクユニットの下部の水抜き栓7箇所を緩めます。
各水抜き栓から、水が排水されます。(排水されない栓もあります)
ヒートポンプユニットの水抜き栓も5箇所緩めます。
こちらも微量ですが排水されます。
給水専用止水栓を、開けたり閉じたりを繰り返します。
この作業を行う目的は、配管に残った汚れを押し出して排出します。
重たいカスなどが沈殿しているので、給水の水圧で押し出す事ができます。
排水をバケツで受けると汚れの状態が分かり易く、掃除を終わらせるタイミングがつかみやすいですよ。
このように、水抜き栓から水が噴き出します。
このような黒い汚れが出てきます。
この汚れが出なくなるまで、給水専用止水栓を開け閉めして、水を排水します。
勢い良くでる水抜き栓から順番に行い、汚れの出なくなった水抜き栓は閉めて、他の水抜き栓の作業をします。
水の出ない栓もあるので(浴槽の追い炊き配管等)、その栓はスルーします。
緑色のレバーの付いた"非常用取水栓"はレバーを開け閉めすると結構な量の黒い汚れが出ます。
ここも汚れが出なくなるまで緑色のレバーを開け閉めして、汚れを排出してください。
この栓は断水時に緊急でお湯を出すために使われるので、綺麗にしておきたい所ですからね。
次にヒートポンプユニットの水抜き栓も同様に給水と排水を繰り返しますが、ヒートポンプユニット側は、少し水を貯めないと出ないので、排水される状態になるまで給水してから作業します。
この作業は水を抜いている今しかできません。気がすむまでやりましょう。
どうですか?綺麗になりましたか?
気がすんだら、元の状態に戻していきます。
各栓を閉めて貯湯タンクを満水にする
掃除をした際に、給水専用止水栓を開け閉めしているので、貯湯タンクに水が少し溜まっています。
この水は汚れを含んでいる可能性があるので、全て排水してしまいます。
ここから水が出ているのであれば、排水が終わるまで待ちます。
水が出なくなったら、排水栓を90度ひねって閉めます。
貯湯タンクの7箇所の水抜き栓を閉めます。
ヒートポンプユニットの5箇所の水抜き栓を閉めます。
給水専用止水栓を90度下に回して、給水栓を開きます。
逃がし弁が写真のように開いているか確認し、閉じていれば写真のように上げて開いて下さい。
これで、貯湯タンクに水が溜まります。満水まで20分程度時間がかかります。
逃がし弁が開いている状態なので、貯湯タンクが満水になると、排水されてしまいます。
時間を気にしながら排水されるタイミングを待ちましょう。
満水になると、ここから排水されます。
排水されたのを確認し、逃がし弁のレバーを下げ、排水を止めます。
これで貯湯タンク内は満水になりました。
エア抜き
満水になったとは言え、貯湯タンクユニットと、ヒートポンプユニット間の配管にエアー(空気)が入ってしまっているので、エア抜きを行います。
ヒートポンプユニットの水抜き栓5箇所を回して開けます。
勢い良く水が噴き出します。初めは残った汚れが水圧に押されて出ることもあります。
水と一緒に、ブシュブシュと空気が一緒に抜けていくのが分かると思います。
2~3分ほどしたら、5箇所の水抜き栓を閉めて、エア抜きは終了です。
ヒートポンプユニットのメンテナンスカバーを元に戻します。
カバーの爪を本体の穴に全て入れて、上にスライドさせ、ネジでしっかりと締めます。
貯湯タンクの、7箇所の水抜き栓が閉まっていて、水が漏れていない事を確認。
給水専用止水栓が全開になっている事を確認します。
排水栓が閉じていて、水が排水されていない事を確認。
確認が完了し問題がなければ、排水栓操作カバーを閉めます。
漏電ブレーカーを上に上げ、ONにします。
逃がし弁操作カバー・漏電ブレーカー操作カバー・脚カバーを元通りに戻します。
これで屋外の作業は終了です。お疲れ様でした!
ただ、このままではお湯は作られていません。
初めに行った休止設定を解除しなければなりません。
リモコンのメニューボタンを数回押し、休止設定の項目にし、0日後に帰宅にして決定します。
すると、写真にはありませんが"湯増し"が表示されお湯が作られるようになりました。
これにて、1年に1回の定期清掃の作業は終了です。
いかかでしたでしょうか?
作業は時間はかかりますが、そんなに大変な作業ではないです。
毎日使うお湯なので、少しでも綺麗な状態で使いたいですね!
まいたけDIYでは他にもいろいろなDIYでやった事を記事にしています。
時間に余裕があったら覗いていって下さいね^^
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