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MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!の巻 ☆取り付け編☆

2020年4月1日

我が家は2019年に築10年を迎え、24時間換気で常に動き続けていたマックスの浴室乾燥機・BS-141H-2の音に我慢が出来なくなってきました。

いきなりうるさくなった訳ではないので、うるさくなったという確信が持てないまま使用してきましたが我慢の限界です。

音としては、金属音というか何か甲高い音です。

交換機種の選定などの細かい内容は、取り外し編の記事を参照して下さい。

BS-141H-2から、現行のBS-161Hへ交換!

はい!届きましたよ。マックス 浴室乾燥機 BS-161H

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

シャープとコラボした、プラズマクラスター搭載モデル BS-161H-CXとも悩みましたが、今回は倹約して通常モデルにしました。

本体は、天井裏に収まる部分は若干コンパクトになり、重量も400g軽くなっていますが、実際に持ってみるともっと軽くなったように感じました。

何よりも新品はキレイで気持ちが良いです。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

電源の接続部分や、リモコンコードも同じ位置にありますね。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

前機種のBS-141Hはカバーで覆われていたので、このBS-161Hの方が作業性は良さそうです。

本体を固定する

まず取り外した後の開口部分の汚れを拭き取りましょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

取り付け後は見えなくなるけど、今しか掃除出来ない場所なのでキレイにしておきます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

これで準備は完了です。

穴位置も測ってみたら全く同じなので問題なく取り付け出来そうです。

ドライバーと付属のネジを、ポケットなどすぐ近くに準備し、本体を持ち上げ開口部に入れネジ穴を合わせます。

そのまま片手で天井に押さえつけながら、もう片方の手で中央の2か所のネジを締め付けます。重量も5kg程度なのでそんなに重くはありません。
充分一人作業可能です👍

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

中央の2か所固定すれば、とりあえず手を放しても大丈夫ですが、天井の材質や天井裏の補強材によっては落下の危険もあるので、このまま放置はやめましょう。あくまで少し気と力を抜いても大丈夫ということで。

残りの4本(計6本)もしっかりと締めて本体の固定は完了です。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

電源ケーブルの接続

※電線の接続は、第二種電気工事士か第一種電気工事士の資格が必要になります。

電線の接続方法は本体にこのように記載されていますね。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

浴室乾燥機の電源は、基本的にはブレーカーから専用回路が配線されており、電線は屋内配線で一般的なVVFケーブルで配線されています。

基本的には、VVF2.0-2C+アース線か、VVF2.0-3Cのケーブルか配線されているかと思います。

(1500Wを超えない製品なら、もしかしたら1.6で配線されている事もあるかも??)

VVF2.0の2.0は、心線の太さが2.0mmという事です。

ここからの作業は、VVFケーブルを簡単に加工する事ができる、VVFストリッパー P-958を使用すると簡単に作業ができますよ👍

BS-141Hから外したVVFケーブルを見てみましょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

VVFケーブルは、芯線にビニル絶縁体が覆ってあり、その周りにビニルシースで覆ってあります。

外した電線の芯線は傷が付いているので、そのまま使用せず、カットしてキレイな状態にして接続する必要があります。

今回はケーブルの長さが充分にあるので、黄色線の所でカットして使用します。

VVFストリッパーがあれば楽に仕上げることができます。

今回はビニルシースを25mm剥ぐので、①の目盛りを使うと便利です。ここの目盛りで12cmまで測れます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

②は20mmまでミリ単位でありますね。ここは芯線のビニル絶縁体を剥ぐ時に使うと便利です。

ビニルシースを剥ぐには黄色の部分を使います。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

今回は2.0mmの3芯なので、一番上の2.0×3の部分を使います。イラストで書いてあるので分かりやすいですね。

ビニルシースをカットしたい場所で挟み込むだけで切れ目ができるので、あとは引っ張るだけでキレイにビニルシースだけを取ることができます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

ビニルシースを剥いだら、今度は芯線のビニル絶縁体を剥ぎます。(写真撮り忘れで別の写真で代用します)

3つ上の写真②のメモリを使い、ストリッパーの赤で囲った部分の2.0で挟み込み、切れ目を付け、引っ張って絶縁体を取り除きます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!
MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

これで電線の加工は完了です。VVFストリッパーがあれば超簡単です。

あとは、電線を本体にの差込口に合うように整形してから差し込みます。

色(極性)の指定があるので間違えないようにしっかりと差し込みましょう

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

芯線が見えないように奥まで差し込みます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

説明書には、ケーブルを本体にクランプで固定するように書いてありますが、今回は2.0の3芯のケーブルでは、付属のクランプでは固定できないので固定していません。

多くの現場では、2.0mmの2芯と、1.6mmのアース線で配線されているのではないかと思います。

2芯なら取り付け出来ますが、取り付けなくても問題はないでしょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

排気ダクトの接続

排気ダクトは目立った劣化は見られなかったので、そのまま再使用します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

本体の接続部分はテーパーになっているので奥まで入ることはありませんので、アルミダクトの先端が当たる所まで突き当てます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

ここでアルミテープを使用して貼り付けるのですが、100円ショップで売られているような粘着力が弱いテープを貼りつけてしまうと、初めはよくても時間が経つと抜けてしまう可能性があります。

抜けてしまっても天井裏なので気付くことができず、長年風呂場の湿気を天井裏に排気してしまう危険性があるので、粘着力の非常に強いKGK スーパーアルミテープを使用します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

普通のアルミテープと比べて粘着力が半端ない!

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

見えないところの接続部分にはこれくらいの粘着力があると安心ですね!

まずダクトをしっかりと本体に押し付けたまま、1周巻き付けます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

しっかりと接着できるように押さえつけましょう

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

あとはたすき掛けするように巻き付け、しっかりを押さえて接着します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

ここまで貼り付ければ抜けてしまう事はないでしょう!

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リモコンを設置

リモコン配線は本体から壁の中を通って、壁に取り付けるリモコンに接続されます。

壁の中の通線は、前機種のリモコンコードを呼び線として配線するので、新規で通すのと比べれば簡単でしょう。

説明書には、リモコンコードのコネクタ部分の電線を保護するために、絶縁テープ等を巻くように指示があります。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

初めからシースをもっとコネクタ側まで近付けるとか、保護材を付けておくとか出来なかったのでしょうか?

まぁ、指示通りビニールテープ巻きましたが。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

新しいリモコンコードと、古いリモコンコードをビニールテープで巻きました。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

うちはユニットバスで、壁との間に広い空間があるので簡単な巻き方にしてありますが、もし狭い空間を通すのであれば、もっと頑丈に巻いて抜けないようにしておいた方がよいかと思います。

壁の中に入れて、リモコン側の開口から引っ張り出していきます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

出てきました。これだけ隙間があれば何の苦労も要りませんね。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

さぁ、リモコン本体を取り付けましょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

リモコンベースは前機種と同サイズで、取り付け穴も同じ位置なのではずしたネジで同じ位置に固定するだけです。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

リモコン本体にコネクタを差し込み、コードをクランプで固定します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

あとはリモコンをベースに、パチッと固定して完了です♪

スッキリとしたデザインでいい感じです。

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これで取り付けに関する作業は終了です。

天井裏の電線・ダクトがしっかりと接続されているか配線類を挟み込んでいないか天井裏に忘れ物が無いかを確認しましょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

最終仕上げと試運転!

さて、今度は浴室側の最終仕上げです。矢印の吹出し口グリルが洗い場に向けて吹出すように向きを合わせましょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

今回は変える必要がありませんでしたが、もし逆だった場合は、裏側から吹出し口グリルを外して、180度向きを変えて取り付けます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

フロントパネルを本体に固定します。矢印の部分4か所のネジをしっかりを閉めましょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

横から見ても隙間がなく美しい。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

フロントパネルのネジ穴にカバーをはめ込みます。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!
MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

これにて取り付け作業は終了です。

ブレーカーをONにして通電します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

リモコンのランプが点灯します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

この先の試運転は説明書通りに行い、問題が無いことを確認しましょう。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

すべて問題なかったので、通常24時間換気モードで運転します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

吸い込みがしっかりできているかを、ティッシュペーパーを使って確認します。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

近付けるだけで・・・

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

吸気能力ヨシ!!

10年使ったBS-141H-2と比べると、その差は歴然です。

そして何よりも静かになりました。金属音っぽい甲高い音は無くなりました!

さぁ、交換前と同じ位置(本体から30cm)で騒音測定をしてみましょう!

(測定方法は適当なので正確なデシベル数値ではありません。交換前と交換後で同じ条件で測定し数値で比較します)

交換前の数値は、63dBでした。

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

そして交換後は、52dB!

MAXの浴室乾燥機がうるさくなったので、後継機種に交換してみた!

数値じゃ分かりにくいですが、本当に静かになって、落ち着いて風呂に入る事ができるようになりました!

浴室乾燥機のDIY交換

今回はうるさくなったマックスのBS-141-2を、後継機種のマックス 浴室乾燥機 BS-161H にDIY交換しました。

浴室乾燥機の交換って、すごく専門的な知識と腕力がいるものだと思っていました。

でも実際は電気工事士の資格さえあれば、一人で簡単に入れ替える事が可能です👍

業者にお願いすると、商品代+工事代。

商品代もネットで買うより高いし、工事代も万単位かかる事を考えると、計3~4万円くらいは余分にかかったと思います。

でも付いていたメーカーと違うメーカーに交換すると、開口寸法が違ったり固定するネジ位置が変わったりするので、同じメーカーの後継機種を選択するのが確実だと思います。

(本当はグラファイトヒーターの浴室換気乾燥暖房機(天井取付タイプ・1室換気タイプ) BF-261RGAが良かったけどお高かったので・・・)

自分で交換しうまく出来れば、次につながる”何か”を得る事ができるので、みなさんも是非チャレンジしてみて下さいね👍

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まいたけDIYでは他にもいろいろなDIYでやった事を記事にしています。
時間に余裕があったら覗いていって下さいね^^

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