家電設置・改造・修理 設備メンテナンス

マックスの浴室乾燥機BS-161H-2が発売!BS-161Hとの違いを調べてみた

2022年2月25日

どうも。まいたけです✌

以前、マックスの浴室乾燥機をDIYで交換した記事を書きました。

BS-141H-2から、当時最新のBS-161Hに交換したのですが、2021年7月に後継機のBS-161H-2が発売されていました。

何が変わったのか?取付性に差異はあるのか?

気になったので調べてみましたよ。

BS-161H-2?

今までの型番の推移から見ると、BS-161Hの次のモデルチェンジは"BS-171H"になるのですが、今回はBS-161H-2という型番に。

という事は、BS-161Hをベースにした、マイナーチェンジにあたるという事になります。

マイナーチェンジと言っても、新製品として注目を浴びるようにする為に軽微な変更をしただけのモノから、外観は大きく変えずに大きな変更をしたビッグマイナーチェンジしたモノまでがありますが、今回はどれくらいの変更なんでしょうか?

ちなみに発売時期は、

BS-161Hは2015年11月。
BS-161H-2は2021年7月。

実際にメーカーホームページを見ながら事細かに比較して行きます。

(この先で使用する画像は全てメーカーホームページBS-161HBS-161H-2の画像を使用しています)

商品ページを確認

BD-161H-2製品のトップページを見ればアピールしたいポイントが書かれているので確認してみました。

特定保守製品ではなくなった

まず「仕様」欄から”特定保守製品”の表記が無くなりましたね。

特定保守製品とは、(マックスのHPより抜粋)

所有者自身による保守が難しい製品の経年劣化による事故を未然に防ぐために、消費生活用製品安全法(消安法)が改正されて創設された制度です。浴室暖房・換気・乾燥機など9品目が特定保守製品に指定され、長く安心してお使いいただけるよう点検(有償)などの保守をこの制度で適切にサポートします。これに伴い、 浴室暖房・換気・乾燥機 製造元のマックス(特定製造事業者)はもちろん、所有者となるお客様、販売される事業者様にも、次の対応が求められます。

簡単に言うと、浴室乾燥機はヒーターを使用している為、製品の経年劣化で発火等の重大事故が起こる可能性があるので、設置したらメーカーに所有者登録をします。

設置後9年後くらいにメーカーから”点検して下さいね。”と言う封筒が送られてきて、メーカーサービスによる点検が行われます。

もちろん有料です。

BS-141H-2の時は、点検料金が2万円。不具合や部品交換が発生すると、その金額がプラスされるとの事でした。

10年経った製品に払う金額ではありません。買い替えた方が良い金額です。。

今回の新製品BS-161H-2は、この特定保守製品から外れました。何で外れたのかまでは分かりませんが^^;

点検は強制という訳では無いので、BS-161Hでも問題は無いのですけどね。

DCモーターに変更

これは嬉しい変更です。

商品ページには年間電気代の比較しか書いてありませんが、DCモーターにはメリットがたくさん

DC(交流)モーターは今までのAC(直流)モーターと比べて、

  • 風量を細かく調整できる
  • 運転音が静か
  • 電気代が安い

という特徴があります。

モーター音がうるさい!と検索されて当サイトに訪問される方が多いので、このDCモーター搭載は凄く良いと思います。

でもなぜ、静音を売りにしていないのかが疑問でもあります。

仮止め機構を搭載

製品を天井に取り付ける際に、仮止めが出来るようになりました。

BS-161Hでは、本体を片手で天井に押さえながら、最低限中央部の2本のビス締めをする必要があったため、ドライバーやネジを手元に用意して作業しました。

BS-161H-2では、仮止めバネが実装されたので、作業性は格段に良くなったと思います。

落下させてしまうリスクを大幅に減らすことが出来るので良いと思います。

可動式の端子台を装備!!と書かれていますが、これはBS-161Hにも実装されているので変更はありませんね。

製品のトップページで確認した所では、大きな変更点はこれくらいでした。

外観の違い

次に見た目の違いを見てみましょう。

本体

BS-161H

BS-161H-2

外観の変更は無さそうですね。吸気口や排気口の形状に変更は見られません。

色が白っぽくなったように感じますが、写し方の違いでしょうか??

金属部分も同様に白っぽく見えるので、写し方(光り方)のような気がします。

寸法図で各箇所の寸法を見てみましたが、ミリ単位で全く同じでした。

リモコン

BS-161H

BS-161H-2

全体的に丸みを帯びたようなイメージに変わりましたね。

細かく見ると表示に変更点があります。

暖房は、強・弱 入浴前・入浴中に。

乾燥は、標準・静音・風 かぜ・強・弱に。

タイマーは切タイマーのみ 入・切変更可能

あとは、点検ランプがなくなりました。”特定保守製品”ではなくなったからだと思います。

24時間換気のボタンの位置が変わりましたね。

まいたけ家は冬季は24時間換気を一時停止して入浴するので、BS-161Hの方が操作しやすくて良いと思いますが、これは完全に慣れで解決するので、そんなに問題ではないですね。

リモコン表記は所々変更されていますが、暖房と乾燥は機能が変わったのではなく、表現が変わった。と思った方が良いです。

暖房の 強・弱 入浴前・入浴中 に変更された点について言うと、

暖房は入浴中に使用すると寒く感じるのに変わりはありません。
風が出るタイプの暖房は気化熱で寒く感じます。この”入浴中”の表記はどうかと思います。。

体が濡れている状態でも暖かいと感じるのは、ハロゲンやグラファイトヒーター等の遠赤外線を発するタイプになります。

シャワー中に温かさを求めるなら↓の製品の方が間違いないです。

とは言え、金額が上がってしまうので、基本的な使い方として、

入浴30分前くらいから暖房を開始し、入浴時にOFF・24時間換気を一時停止して入る。

これで寒さを感じる事はあまり無いと思うので参考にして下さい。

次に、タイマーに入タイマーが選べるようになったのは良いですね。

時間帯で電気代が変動する契約の方は、入タイマーを設定して、電気代の安い時間に衣類乾燥する事が可能です。

リモコン自体のサイズは、厚さが0.1mm薄くなった程度でほぼ変更はありません。

全く気にする必要はありません。

買うならBS-161H-2

お互いの説明書を舐めまわすように見てみましたが、他には特に差異はありませんでした。

今回のマイナーチェンジで最大の変更点は、やっぱりDCモーターに変更になった事でしょう。
すごく良いと思います。

今はBS-161Hの在庫があるので、BS-161H-2と併売されていますが、まいたけ的にはBS-161H-2一択ですね。

金額重視だ!って方は値段が下がってるBS-161Hもありだと思いますけどね👍

-家電設置・改造・修理, 設備メンテナンス