- 《バルコニー防水工事 記事一覧》
①トヨタホーム10年点検の結果が届きました
②補修工事案その1
③補修工事案その2
④補修・補強工事開始!
👉⑤屋上防水遮熱塗料を塗る!
⑥最大の失敗を経て防水工事完了!
防水シート補修後の最終仕上げ!
前回の記事で防水シートの補修は完結して、このままでも雨漏りの心配はなくなりました。
トヨタホームの10年点検で補修するように言われた部分も同等の補修を行い、それ以外の危うい箇所もしっかりと補修したので、このままでも問題はないはずです。
ただ、防水シートは施工後10年経過していて、今後劣化しひび割れ等の問題が発生する可能性もあるので、全面にアサヒペンの屋上防水遮熱塗料 ライトグレー を塗って防水シートを保護しましょう!
必要な道具はこれだ!
トヨタホームの防水シートは"DNシート"が使用されています。
このDNシートは塩ビシートがベースなので、塩ビシートに塗れる塗料を探しました。
色々探した結果、塗料は、
・アサヒペン 水性屋上防水遮熱塗料 ライトグレー 10L
この塗料は塩ビシートにはシーラーは必要なく、そのまま塗ることができます。
この10L缶で、13~17㎡塗ることができます。今回は13㎡を施工するので1缶購入しました。
ローラーは180mmの万能用が丁度いいと思います。
・アサヒペン AP万能用ローラーバケセット 180MM ARS-180
スポンジバケとヘラがセットになってるセットの方が便利そうですね。
・アサヒペン お得用万能ローラーバケセット 180MM イエロー
ローラーで塗れない立ち上がりの部分や、ドレン部には刷毛が必要です。
・アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット OT-3P
そして、ローラーに取り付ける伸縮の棒を取り付ければ、無理なく楽な体勢で塗る事ができるので、これもあった方がいいですね。
他のはアサヒペンで揃えたけど、アサヒペンのは1200mm。
・アサヒペン つぎ柄伸縮タイプ 1200MM SP-1200
トラスコのは200円程度高いけど、2000mm。今後外壁とかも塗りたくなった時に長い方が良いなと思ったのでトラスコの方を購入しました。
・TRUSCO(トラスコ) 伸縮継ぎ柄 2メートル TES2000
さあ、これで準備は万端です。
防水遮熱塗料を塗る
さあ、今回塗るのはこの13㎡です。
まずマスキングして、壁にペンキが付かないように養生・・・。
と思ったけど、手間と時間がかかるし、そこまでペンキを飛ばしてしまう事は無いだろうと判断し、写真の分だけでやめました・・・。
塗料の缶はローラーで塗る事を考慮してあり、そのままローラーが入ります。
今回買ったローラーは180mmの万能用です。
缶の開口部には多少余裕がある感じですが、 これ以上長いと入らないので、これが上限サイズですね。
スリムタイプにすると塗料の含みが少なくなってしまうので、万能用がいいと思います。
塗料の缶を開けたら、ザラザラとした滑り止めの成分が底に溜まっているので、 棒を使ってしっかりと混ぜましょう。
このアサヒペンの屋上防水遮熱塗料、一般的な塗料と違ってケチャップのような粘度があり、防水性能に期待が持てます。
まず、ローラーの届かない端の部分や立ち上がり、ドレン部分をハケで塗ります。
この塗料は厚塗り塗料なので、垂れるくらい厚く塗っても問題ないです。
こんな感じで塗りましたが、実際は床面はもっと広く塗った方がいいです。
どうしてもローラーが端の方にいくと周りを汚してしまうので・・・。
さあ!ローラーで楽しく塗っていきましょう!
この塗料は2度塗り塗料になります。1度塗り開始です。
ローラーにたっぷりと塗料を付けて塗り広げていきます。
この塗料、本当にたっぷりと付けて厚塗りしましょう。ケチると性能も落ちるし、余ります。
こんな感じで塗っていきます。
あっという間に半分塗れました。
はい。全面塗り終えました。
結構たっぷりと塗ったつもりですが、塗料缶の中はまだ半分以上ありますね。
塗り重ねの乾燥時間は、夏季:2時間以上、冬季:6時間以上なのでその時間以上はしっかりと乾燥させましょう。
ローラーを出してしまうと、ローラーが固まってしまうので、塗料缶に入れたままラップをかけて乾燥してしまうのを防ぎます。
※この作業を行ったのは10月です。
4時間ほど経過したので見てみました。
表面は完全に乾燥してますが、所々塗膜が厚くなっている所はまだ内部は固まっていないですね。
前回防水シートを補修した、 セノハウス用材 かんたん水もれ防止 貼るだけ補修シート の上にもそのまま塗りましたが、ここは塗料ののりが悪いので塗らない方がいいかもしれません。
コーキング材の POSシール は塗装できる変性シリコンなので塗っちゃって大丈夫です。
ドレン部分は複雑な形状をハケで塗っているので、端の方は厚くなっているので乾きが悪いけど、表面は完全に乾いてますね。
部分的に気泡が出て穴が空いてるように見える箇所がありますが、二度塗り目でちゃんと仕上げておきます。
仕上げの二度塗り
一晩おいて翌日。二度塗り目の開始です。
基本的には一度塗り目と同じですね。ハケ→ローラーで仕上げていきます。
ドレン部も。
さあ楽しいローラーの時間です。
厚く厚くを意識して塗ります。
仕上げ塗りなので見た目にもこだわりながら厚く塗っていきます。
そしてあっという間に完成!
なかなか塗りやすい塗料で綺麗に仕上がりました!
ここまで厚く塗ったのに塗料はまだ6分の1くらいは残ってます。
今回施工したのは13㎡。この塗料の標準塗り面積は13~17㎡なので、標準塗り面積の上限でも同じように塗っても大丈夫そうですよ。
あとは完全に乾燥するのを待ちましょう!!
塗装後、夏季1日・冬季3日は雨に当たってはダメみたいなので、天気予報を確認して慌てず焦らず天気のいい日を狙いましょう!
乾くまでの時間を利用して、樹脂タイルのジョイント部分と、防水シートの補強をした部分が重なる場所のジョイント部分をカットします。
樹脂タイルを剥がす前にマーキングしていたのでその部分の裏側にあるジョイントをカットします。
樹脂タイルなので、ニッパーでも切断可能だけど、どうしても凹凸が出てしまうので、数年前から愛用しているペンルーター、小型ペンタイプツールPTーαII を使用して綺麗にカットしていきます。(リンクは後継モデルになります)
このペンルーターは無段階変速可能でトルクも結構あってガンガン削れます。
本体のケースに、付属の15種類の先端ビットが収納できるので非常に使い勝手もいいので、いろんな場面で使用できますよ!
三爪ドリルチャックを使用すれば、0.3~3.2mmの市販のドリルビットも装着できるスグレモノ。。
写真の切断ビットは付属していないので、ミニルーター用切断砥石セット を使用しています。
あっという間に綺麗に切断できるので作業もはかどります。
こんな感じであっという間に切断作業は終了し、あとは塗料の乾燥を待つのみ!
しかし、このあと思いもよらぬ展開が・・・。
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