この記事では、ネガティブな表現が書かれていますが、トヨタホームを否定している訳ではありませんよ~!
トヨタホームでの点検や修繕費を目の当たりにして衝撃を受けたのでリアルに紹介していきます。
まいたけ当人は今でも、トヨタホームの安心感・断熱性能の良さなど様々な面において、トヨタホームで建築してよかったと思っています。それを前提に記事を読んでもらえたらと思います。
10年点検はこれまでと雰囲気が違う!
まいたけの家はトヨタホームで建築後、10年が経とうとしています。
建築後これまでにトヨタホームで、2ヶ月・1年・2年・5年の無料点検を受けてきましたが、建具の調整や、軽微な不具合品の交換等無料でやって頂きました。
今回の同じような感じだろうなぁ~と思っていましたが・・・。
点検日当日
これまでの点検は、トヨタホームのアフターサービスの方が点検に来ましたが、今回は業務委託をされた点検指定業者の方の訪問でした。
10年以降はそうなるのか、アフターは全て委託されたのは定かではありませんが、本当に点検だけに来たという感じ。
これまでのようなかゆい所に手が届くというような対応はありませんでした。まぁ、そんな事してたらきりがないですからね。
点検後はすぐに結果を教えてもらえる訳でなく後日報告書を作成し、点検結果を持って説明に来てくれるそうです。
勘のいい人はもうお気づきですよね!?
そうなんです。
わざわざ来て頂けるのは、契約を取るためなんですね。
点検に来た人は、10年点検でのルーフバルコニーの防水シート補修は必須となる。と説明がありましたし。
一週間後
はい。報告書を持って説明(契約)に来て頂きました。
点検項目は、
- 基礎・地盤
- 外壁
- 定型目地
- 不定形目地
- 屋根
- 屋根・軒樋
- 屋根・板金部
- 屋根・軒天
- サッシ開口部
- バルコニー手摺り
- バルコニーシーリング
- バルコニー防水シート
- バルコニー防水シートドレン部
- 床下
- 小屋裏
- 内装・床
- 給排水
の項目に分かれて写真つきで説明がありました。
結果は
外壁は、触ると白い粉が付くチョーキングが出始めているので△の要観察。
不定形目地やシーリングは劣化が始まっているので△の要観察
基礎の塗装が一部ヒビがあり、△の要観察
そして、バルコニー防水シートは、×の要補修
防水シートの継ぎ目付近の弱い部分が膨らんでしまっているらしい。
この部分の補修をこのタイミングでしないと、防水に関する保証は受けられなくなるとの事です。
実際にどうなっているのか見てみよう
バルコニーにやってきました。
継ぎ目で膨らんでいる所は何ヶ所かありましたが、これが一番程度が悪そう。
もっと近づいて見ると。
見えている側面の部分が膨らんでいますね。触るとプヨプヨしています。
樹脂タイルを剥がして見てみます。
青色矢印の部分、樹脂タイルが当たって若干凹んでますね・・・。
ここに穴が開くと雨漏りするって事ですよね。
やはり何かしら対応はした方が良さそうです。
他の場所は↓こんな感じの所が多く、この程度なら補修の必要はあまりなさそうに思いますが・・・
現状ではこんな感じで、やっぱり補修はした方が良いとは思いますが、当然修繕費はかかりますよね。
見積もり金額は?
見積もり書が提示されました。
194,400円!
うちのバルコニーは一般的なのと比べるとかなり広く、39.17㎡ありますが、部分補修でこの金額です。
そしてこの見積書が提示されてすぐ、どうするか決めないといけません。
後日返事とかではなく、その場で判断して修繕するかしないかをチェックしてサインしないといけないのです。
これを行わないと、今後の防水に対する保証は受けられなくなります。
多くの人はそのまま契約をするみたいですが・・・。
補修工事をしたら、あと10年保証が付くの?
聞いてみました。10年保証されるなら年間約2万円で防水保険に入った感覚になるので、まぁ有りかなと。。
基本的には10年保証されます。
が、5年後の15年点検でバルコニーの防水シートの継ぎ目で要補修の×になるので、全面増し張りをしないといけません。
もし全面増し張りをしないとその時点で防水の保証は終わります。
確かに、"アトリスプラン60年長期保証制度"のパンフレットのメンテナンスプログラムを見てみると、
※保証延長にはご契約されたトヨタホーム販売店が実施する定期的な点検と適切なメンテナンス工事・補修が必要となります。
とあり、15年の部分には、”メンテナンス(有料)時期”とあります。
ここで×になる項目を尋ねてみると、今回△になった部分は×になります。
と。
要するに、
・外壁の全面塗装
・基礎の塗装
・不定形目地のシーリング
・バルコニー防水シートの全面増し張り
この工事を行わないと、延長保証は終わってしまうと言うことです。
全面に足場を組んでの工事内容ですね。
きっと300万円以上かかるんじゃないでしょうか?
まいたけはどうした?
今回の補修工事は契約しませんでした。
お断りです。。。
これで防水の保証は切れますが、15年点検で全面増し張りを行うと保証は復活するらしいですが・・・。
でもこのまま何もしない訳ではないですよ!
自分の事は自分でやる!
DIY魂です。要するに防水工事は簡単に言うと水が漏れないようにすれば良いんですね。
今回の見積もり内容で、人件費は10万8千円計上されています。
半分以上が人件費という事。
今回の工事内容を尋ねると、膨らんでる部分にシートを重ね貼りするという工事内容。
具体的DIYで何をするか?
まだ完全には自分の中ではまとまってはいないけど、
- 膨らんでいる箇所を少し開口しセメダイン POSシール 変成シリコーンシーラント 333ml グレーを膨らんでいる内部に充填しおもりを乗せて接着させる。
- 開口した防水シートの上にセノハウス用材 かんたん水もれ防止 貼るだけ補修シート 14×50cm グレー FastFlash1450 GRY-BOXを適当な大きさに切って貼り付け
- 貼り付けしたシートの周りに、上記 POSシールをコーキングし防水度を上げる
- シリコン硬化後に、アサヒペン ペンキ 水性屋上防水遮熱塗料 ライトグレー 10Lをバルコニー全面に施工
これで進めていこうとは思うけど、既存の防水シートに開口するのはちょっと勇気がいるねぇ。
でも本格的にやるにはそこまでした方が絶対安心!
もう少し調査し、作業開始していきます!
当然、このサイトで詳しく説明していきますよ!
- 《バルコニー防水工事 記事一覧》
👉①トヨタホーム10年点検の結果が届きました
②補修工事案その1
③補修工事案その2
④補修・補強工事開始!
⑤屋上防水遮熱塗料を塗る!
⑥最大の失敗を経て防水工事完了!