さて、いよいよ新しいIHクッキングヒーターを取り付けていきます。
新しく購入したIHクッキングヒーターの重量は27kgありますが、力のないまいたけでも一人で作業可能でしたよ👍
交換作業は簡単なので、DIYできるかな?と思った方!
ネットで格安で本体を購入して、是非DIYチャレンジして下さいね🤗
≪IHクッキングヒーター交換 記事一覧≫
①本体を安く買う方法
②取り外し方法を解説
👉③取付方法を解説
設置前準備
購入したIHクッキングヒーターは、PanasonicのKZ-AN56S。
本体を安く買う方法の記事で書いた通り、住宅設備向けモデルの最上位シリーズの片側オールメタル対応機種になります。
そちらの記事を見ていない方は、上記のリンクから見てみて下さいね!

家電量販店で購入すると5年保証込みで30万円。
Yahooショッピングの店舗で5年保証を付けて、実質15万円(1万円分ポイント還元)で購入できちゃいました🤗
梱包を外しながら、付属品が揃っているかを確認し、(よっぽど大丈夫だけどね)

グリルの内部に入っている付属品も全部取り出します。

キッチンのワークトップに傷を付けないように、付属の当て板(段ボール)を敷くように書いてありますが、

まいたけは、取り外した時にも使用した、養生クッションマットを使用します。
これで本体を設置する準備が整いました。
設置説明書を見て流れを掴む
間違いのない施工をする為に、付属の設置説明書をよく読んで、全体の流れをつかんでおきましょう✌
取り外した機種の設置説明書はよく読んでいましたが、15年前の設計ですからね。大きく変わっているかもしれません。
・・・
ほとんど同じだった!
・本体の固定方法は全く同じ
・サイドカバー・前飾り枠も形状は違うけど、ほぼ同じ取付方法
新しい機種の設置説明書を見た時に感じた既視感。
気のせいではありませんでした✌
それもそのはず。
同じ空間の中に入れて固定する本体を、わざわざ製品によって変える必要はありませんからね。
外す時に構造を理解できるので、交換の難易度はかなり低いと思いますよ👍
あと、設置説明書はイラストも多く、業者じゃなくても、とても分かりやすく書かれているので、かなり参考になりますよ♪
本体をはめ込む
余談ですが、IHクッキングヒーターのトッププレートの下は、このように全周に防水シールが貼られています。

この防水シールが優秀で、システムキッチンのワークトップが密着する事によって、水分や汚れが入り込むことを防いでくれるんですね!
ホームセンター等で隙間を埋める商品が売っていますが、そこまでする必要は無いんじゃないかと個人的には思います。
👆の商品は2ヶ月を目途に取り換えるように書かれているので、キレイを維持しようとすると、それなりにコストがかかります💧
もったいないからと長年使ってしまうと、劣化で発生した亀裂や隙間に汚れが入り込んでしまい、余計に汚れてしまう恐れもあります💧
余談はそこまでにして・・・
本体を設置場所横のワークトップまで運び、準備完了♪

一般的な流れだと、ここでコンセントに差し込みます。

取り外し編を見た方は分かると思いますが、今回の環境では、下部の引き出しを開ければコンセントにアクセス可能です。
なので、開口部にコンセントを入れるだけで本体をはめ込んでいきます。
本体は前面側を先に入れてから、後ろ側を落とし込むようにいれます。

はめ込む時の写真が無かったので、設置説明書を貼り付けました💦
重量はオールメタル非対応で25kg。左右オールメタル対応で30kgあるので、それなりに重たいです。
ですが、力の無いまいたけでも一人で作業可能だったので、そこまで心配する必要はありません。
心配であれば誰かにサポートしてもらえばよっぽど大丈夫です👍
IH本体や周辺を傷つけないように注意をしながらはめ込みました!

ここで完全な位置を出す必要はありませんが、開口部の中心に入るように意識すると、後の微調整が楽になります。
はめ込んだら、トッププレート下部とワークトップの隙間が均一であるかを確認します。
左端👇

右端👇

前面全体👇

隙間が均一なので、防水シールが密着している状態です👍
もし隙間が均一でなければ、説明書に書いてある”トッププレート固定ねじの締め直し”を行って下さいね!
本体のはめ込みが終わったので、今回は後回しにできたコンセントを差し込みます。

本体の位置を微調整する
本体の位置調整をするには、グリル扉等のパーツを取り付けて、”基準”を準備する必要があります。
前面扉取付
グリル扉の取り付けは、3か所のツメを合わせて、真下に差し込むだけ。

グリル皿もセット。

サイドカバー(左右)の取り付け
説明書にはイラストと説明が丁寧に書かれているので、迷うことは無いと思います。
サイドカバー左👇

サイドカバー右👇

これで本体の位置を調整する為の”基準”を作ることができました。
・前後の微調整はグリルの扉
・左右の微調整はサイドカバー
で調整を行っていきます。
本体をはめ込んだ時に、開口部の中心になるようにセットしたので、左右の隙間はほぼ均一となりました✌
しかし、グリルの扉を閉めると、

グリルの扉がシステムキッチンの引き出しに比べて3mm程度飛び出してしまっていますね。
この段差を無くして、フラットになるように調整します。
本体を引きずって移動させると、トッププレート下部の防水シールが変形してしまうので、

本体後部の排気口に手を入れて、本体を持ち上げながら少しずつ移動させて調整します。(写真は片手ですが実際は両手で行っています)
実際の隙間を確認しながら微調整していきましょう。

ほぼフラットになりましたね!

左右の間隔も均等になっているかも再度確認し、

本体上面も傾いていないかを確認!

全て問題なければ、本体を固定していきましょう👍
本体の固定
本体の固定方法は、外したIHクッキングヒーターと全く同じです。
構造も全く同じ
まずは後固定金具の固定をしていきます。
本体後部の防水カバーを外します。

新品なので指でも外せます。マイナスドライバー等の工具を使うときは傷つけないように注意✋
防水カバーを外すとねじがあるので、+2番のドライバーで締めていきます。

締めていくと金具が動き、ワークトップに当たるとネジが重くなっていきます。
力いっぱい締める必要はありません。
ある程度固くなれば、金具はワークトップに固定されます。

固定されたら、防水カバーを元通りに戻して、

後固定金具の固定は完了♪
とっても簡単♪
次に前固定金具を固定しましょう。
グリル皿の傷防止の為にグリル皿を外し、前扉も邪魔になるので外しておきます。
あとはネジを締めていくだけです。

締めていくと金具が持ち上がっていき、システムキッチンの木の部分に当たって固定されます。

このねじもある程度ギュッと締めれば固定されるので、力いっぱい締める必要はありません。
これで本体の固定は完了しました
とっても簡単♪
グリルの前扉は次の前飾り枠取付で邪魔になるので、まだ外したままにしておいて下さいね。
前飾り枠・フィルター・前カバー取付
前飾り枠は2か所の凸部を、本体側の穴にまっすぐ差し込むだけです。

そうすると、このように隙間が埋められて見た目が良くなります。

フィルターは矢印の向きを合わせて、本体のリブに沿って差し込むだけ。

操作パネルの前カバーを取り付けていきます。

右側の2か所の凸部をはめて、

左側の2か所を押し込んで、爪を篏合させます。

中央部はまだ浮いているので、

浮いている中央部を押さえると、パチッと気持ちよく嵌ります。

その他取付
扉・脱煙脱臭メタルフィルター・排気口カバー・廃棄パネル取付ですが、とても簡単な事なので説明するまでもないので、説明書で代用😓

これで取り付け自体は完了です🤗

ですが、まいたけは気になりました🤔
操作パネルの前カバーと、グリル前扉の段差が気になる・・・

多くの方は気にならないかもしれません・・・。
でも気になる人は気になる!
説明書に対処法が書いてありました🤗

操作部段差の調整
現状の段差量を確認してみましょう。
操作部下部は、グリル前扉との段差はありません👇

操作部上部は、グリル前扉より2mm奥に入ってしまっていますね👇

修正するには、グリル前扉・操作部前カバー・サイドカバー右・フィルター・前飾り枠を外す必要があります。
多くの部品はは単純に外せるので良いのですが、操作部前カバーは、マイナスドライバー等でツメを外す必要があります。
外し方が悪いと傷が付いてしまう恐れがあるので、気を使います。
マイナスドライバーだと長すぎて取り回しが悪い(特に下側のツメ)のと、力の加減が分かりづらいので、Panasonicのプレートはずし器を使用。

全長が短いので取り回しが良く、力加減も分かりやすいのでとても重宝しました。
Panasonic プレートはずし器
今回は操作部上側を2mm手前に移動させたいので、①のネジ2本を緩めて、

指で㋐の突起に指をかけ、手前に引っ張りながら、矢印のスペーサーを一番上までスライドさせました。

上側の左右2か所を同じだけ動かして、最後にねじを締めて調整は完了です👍

調整後は気持ちよいくらい段差がなくなりましたよ🤗

調整は少し面倒だけど、気になったら絶対にやった方が良いですね!
と言うわけで、設置完了です!

特別難しい事も無く、コンセント接続なので資格も必要ありません。
DIYで十分交換可能なので、自分でできるかも!?と思った方、是非DIYチャレンジして下さいね!!
今回交換したIHクッキングヒーターはこちら👇
2024年9月に発売された後継機種はこちら👇
PS 庫内灯も明るい!

中が見えないと、頻繁に開け閉めして温度が下げてしまいがちなので、これは羨ましいぞ!!
≪IHクッキングヒーター交換 記事一覧≫
①本体を安く買う方法
②取り外し方法を解説
👉③取付方法を解説