住宅外構

カーポートの屋根を延長するぞ!④雨樋を付ける

2025年6月14日

カーポートの屋根を延長してから5年が経過しました!

設置してからノーメンテで、何一つトラブルはありません🤗
ただ屋根材の透明度は明らかに落ちましたけどね!こればかりは仕方ないです。

先日、③ハモニカーボで屋根を作る の記事に”樋”に関するコメントがあったので、今回一記事追加する事にしました。

≪カーポート屋根延長 記事一覧≫

①木材でベースを作る
②イレクターで屋根の骨組みを作る
③ハモニカーボで屋根を作る
👉④雨樋を付ける

延長した屋根に樋を設置

③の記事では屋根が完成した所までしか書かれていませんでしたが、実際には片方の端には、雨水を流す樋を設置していました✌

ただ当時は需要があるとは思わず、設置する写真すら撮っていませんでした💦

簡単な設置方法なので、完成写真だけでも説明は可能だと判断したので紹介させて頂きます。

まず全体像はこんな感じになっています。

VE-16(樹脂製電線管)を延長した屋根からカーポートの柱まで伸ばし、柱を地面付近まで通して排水しています。

今回は延長した屋根が短く、水の流れる量はあまり多くないと思ったので、内径18mmのVE-16を使用しました。
もっと排水性を高めたいなら、VE-22・VE-28を使用すると良いかと思います。

延長した屋根部分の加工

電線管は筒の状態なので、当然そのままでは水を面で受ける事は出来ないので加工が必要になります。

加工後はこのような感じになっています👇(5年分の汚れが蓄積して汚いです💧)

VE管を縦方向に45度くらい開口しています。

切断は、作業台に挟んで折り畳み式のこぎりで切断しました。(この写真は宅配BOXの屋根の雨樋を作製した時の写真です)

樹脂製なので木工用ののこぎりでも意外と簡単にカットできます。

45度くらい開口されるように、2本の切り込みを入れます。

屋根への固定は、KTF-14の方サドルを使用しました。(手持ちの在庫の関係でPF管用を使用しているのと、カットしたので16だと大きすぎるので1サイズ小さい14を使用しました)

端末は水漏れしないように、セキスイTSキャップ16(リンクはクボタのTS継手キャップ16)を接着しました。

固定は、ハモニカーボを固定した時と同様に、5mmの穴を空け、ステンレスのボルトで固定しています。

そのままだと水漏れするので、VE管の下部とハモニカーボの隙間はシリコンシーラントで隙間を埋めました。

固定は両端の2か所のみですが、長さに応じて追加して下さい。

加工したVE管との接続とVE管の固定

屋根部分の加工が終われば、あとは現地の状況に合わせてVE管を地面付近まで固定していきます。

加工したVE管と無加工のVE管の接続は、VE16用の延長継手を使用し接着しますが、45度カットしたVE管は外径が小さくなっているので、パイプ用の樹脂溶着の接着剤ではなく、ハモニカーボの接着に使ったウルトラ多用途の接着剤を使用したと思います。

あと上の写真のように、延長した屋根とカーポートの屋根の隙間はシリコンシーラントで壁を作って、VE管に水が流れるようにして下さい。

カーポートの柱まで、若干の下り勾配を設け、コーナー部分にはノーマルベンドを使用し90度角度を変えました。

あとは柱に沿って真っすぐ下ろしていくだけです。

パイプの固定は、一般的なサドルを使うと見栄えが悪くなるので、SVE-16を使用するとスッキリします。(リンク先は50個単位での販売なので、ちょっと大きめのホームセンターの電材売場で必要数購入して下さい)

固定はカーポートの柱にドリルビスで固定しましたが、そんなに負荷はかからないので、強力両面テープや接着剤でも大丈夫だと思います。

地面付近まで来たら、あとは排水したい場所までつなぐだけです。

初めはL字を設けずに排水したのですが、水の落下の勢いが強くて飛び跳ねてしまったので、地面付近まで延長し、L字に曲げてから排水するように変更しました。

手持ちの関係で、VP管(水道管)用の継手を使っています。(普段は👆の洗濯ばさみみたいなのに、自転車用の空気入れを挟んでいるので見えなくなるのでこれでヨシとしています😅)

こんな感じで雨樋を作製しました。

実際の作業の写真が一枚も無かったので、あまり詳しく書けませんでしたが、何となく分かるんじゃないかと思います😅

ちなみに屋根のもう一方の端は、雨樋が無くても人が通る場所ではないので、そのままにしています👍

≪カーポート屋根延長 記事一覧≫

①木材でベースを作る
②イレクターで屋根の骨組みを作る
③ハモニカーボで屋根を作る
👉④雨樋を付ける

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