トヨタホームで建築してもうすぐで15年になります。
先日15年点検があり、見積もりが送られてきました😱
その話は後日別記事であげるとして・・・。
窓の鍵がゆるゆるになった
15年間、毎日のように開閉されるリビングの窓。
今まで何の不具合も無く使ってきましたが・・・
鍵が何かおかしいんだけど!
見た目は特に異常はありません。
どのようにおかしいのかは、写真では分からないので動画を撮ってみました。
重力のままに動いている感じです。
最後にバウンドしてますが、今まではそんな事はありませんでした。
鍵の機能としては全く問題無いから、しばらくはこのま
今すぐ何とかしろ
まずは何が悪いのか?を考えます。
今までは締める時も開ける時も、鍵のレバー?が水平の位置を境に、ばねで引っ張られる感じで開閉していました。
そのばねが切れてしまったんじゃないかな?
と推測し、クレセント錠を外してどうするか考えていきましょう。
クレセント錠を外す
クレセント錠を見ると、矢印の個所に溝があります。
これを爪で持ち上げると、
ねじが2本出てきました。この2本でクレセント錠を固定しています。
最も一般的な+2番のドライバーで外せます。
簡単に外せました。矢印の場所にバネがありました。
そして外した時に、何かが落ちる音がしたので確認してみると、切れたバネの破片が落ちていました。ビンゴです✌️
想像通りクレセント錠本体と、回転部分の金属を繋いでいるバネが切れてしまった事が原因のようです。
このままでも防犯性を損なう事はないから、しばら
操作感が悪いから直せ
修理方法を考える
さて、どのように修理をするかを考えました。
①クレセント錠本体を交換する
②純正のバネを取り寄せる
③市販のバネで代用する
15年、毎日のように開閉していた事を考えたら、新しいものに交換したい。
ただ、まいたけ家はトヨタホームでの建築時にオプションで窓施錠モニターと言うものを導入しました。
クレセントのレバー先端にセンサーが埋め込んであり、窓の施錠状態を検知し、電波を送信します。
各窓や勝手口のドアに設置してあるので、窓施錠モニター本体を見るだけで家中の窓やドアの施錠状態が分かるんです。
外出時には”外出警戒”に設定しておけば、窓を割られて鍵を開けられた場合大音量で警告音がなるので、いろいろと安心な設備です。
話が若干逸れました。
と言うわけでまいたけ家のクレセント錠のレバーには、この窓施錠モニター用のセンサーがはめ込んであるので、交換するなら同じモノで交換しないといけません。
外したクレセント錠を確認したけど、型番はおろかメーカー名すら記載がありませんでした。。。
家の設計資料を調べれば分かるとは思うけど、この時点で①の本体交換ではなく②③のバネ交換にしようと思ったのでした。
バネを交換する
と言うわけで、バネを交換する事にしましたが適合するバネがあるのか?
バネがかかる位置は①と②の個所になります。
①は上下にありますが、どちらでも大丈夫だと思います。
付いていたバネの全長は30mm。直径は4mm。
一般的なバネと違い、片側は直線になっていました。
クレセント用のバネで調べてみた所、三協アルミのパーツショップで使えそうなバネが売っていました。
5本入りで1210円+送料660円。
到着まで、注文後3~4営業日かかるとのこと。
同じような形状ではあるけど、モノは違うので確実ではない。そして時間がかかる・・・
脳裏をよぎる嫁の影。。。
一般的なバネで代用しよう!
と言うわけで出かけるのも面倒だったので、まいたけのおもちゃ箱をゴソゴソ探してたら、、、
ありました。
バネ!WAKIのSR-411。
だがしかし、、
直径が6mmもあります。
全長が短いのは、引っ張る力が強くなるだけなので大丈夫でしょう。
付けてみました。
うん。イイ感じ!! 回してみましょう。
元々のバネより引っ張り感が強いのが逆に心地良い!?
これで家から一歩も出ずに直せた!と思ったのですが、、、
バネの直径が6mm(元々は4mm)もあるので、本体から若干はみ出ます。
押し込むとギリギリ納まるので、取り付ける事は可能だし、機能的にも問題は無いと思います。
ですが開閉の度に、バネとサッシが擦れる状態なので、サッシに傷がついてしまうのは間違いないでしょう。
クレセント錠の内側なので見えない場所だけど、、、気になる・・・。
と言うわけで、結局ホームセンターへ急行🏃
使えそうなバネを買ってきました。
引っかける輪の部分の直径が小さい以外は、無難なサイズだと思います。
実際に当ててみると、想像通り輪が小さいですね。
小さいなら広げてやれば良いんです。バネを傷つけないようにラジペンでつまんで広げます(両端)
これで取り付ける事が可能になりました。
直径も元々より0.5mm小さいので、はみ出しももちろん無く、
完璧に納まりました✌️
レバーを上下に動かすと、しっかりとバネの役割を果たしてくれています。
これで完成でも良いんだけど、金属同士が擦れる場所にはグリスを塗っておこう。
手元にあった、タミヤのモリブデングリスを矢印の個所につまようじで塗布。
回転時の接触部分の動きがかなり滑らかになりました。
このひと手間で摩耗を防ぎ、耐久性はかなり上がるんじゃないかと思います。
あとはドアに元通り取り付けるだけですが、
ねじを締める位置で、鍵のかかり方が結構変わります。
鍵をかけた時に、受け側の金具を引っ張り寄せる締め具合になるように調整します。
スカスカだと2枚のドアの間に隙間が出来るので断熱性が下がってしまいます。
調整が完了したらビスをしっかりと締めて、カバーを閉じれば修理完了です✌️
どのような動きになったか?
交換前と交換後の動きをまとめてみました。
動きだけを見ると些細な違いに見えますが、実際に触ってみると全然違います。
バネがあると、ある程度まで動かすと勝手に開閉する動作をしてくれるので、手でサポートするだけで良いのでとてもイイ。
バネが切れるまでは、これが当たり前と思って使っていましたが、切れて初めてバネの重要さが分かりますね。
クレセント錠がゆるゆるになってしまいこの記事にたどり着いた方✋
バネ自体はとても安価で、交換も簡単なので是非交換してみて下さいね!
👇のリンクは今回使用した部品です。
クレセントの種類によって必要なバネが違う可能性があるので、切れてしまったバネの、
・全長(自由長)
・直径(外径)
を確認してください。
全長が25~30mm程度
直径が3~4mm程度
であればリンクのバネで代用できる可能性が高いですが、記事のように輪の部分を広げる必要があるかもしれません。
WAKI 引きバネ
モリブデングリス