家電設置・改造・修理

IHクッキングヒーターをDIY交換@本体を安く買う方法を検討

今回はシステムキッチンに埋め込まれたIHクッキングヒーターを交換します。

電気工事の資格とか、特殊な工具・知識がいるんじゃないの?

と思われる方。おられるかもしれません。

でも安心して下さい。

電源はコンセントだし、基本的にはドライバー1本で交換可能です。

本体の重量が30kg近く(機種による)あるので若干力はいりますが、腕力に自信のないまいたけでも一人で交換可能でした✌

もし重量が不安であれば、2人作業でやれば問題はクリアできるので、是非DIYでチャレンジしてみて下さい!

今回の記事では、交換する機種を選定します。

家電量販店で購入するよりかなりお得に購入する事が可能でしたので、是非最後まで見てみて下さいね👀

今回交換するIHクッキングヒーター

今回は15年使用したPanasonicのIHクッキングヒーターを交換します。

現状大きな不具合がある訳ではないけど、グリルの電熱線の接触不良がたまにあるとの事。

あと最近のPanasonicのIHクッキングヒーターはグリル内がフラット(Aシリーズ・Bシリーズのみ)になっており、庫内の掃除が大幅に楽になるとの事で交換を検討していると相談を受けました。

今の機種の型番を調べておくと色々と便利なので、まずは今の機種の型番を探します。

本体正面の操作パネルを開いたところにありました。

CH-HS6D

型番が分かれば、”型番+取付説明書”で検索すると、取付説明書がダウンロードできることが多い。

今回は意外にもpanasonicのサイトではなく、TOTOパーツショップのサイトで公開されていました。

取付説明書があれば、どのように取り付けられているのかを知ることが可能なのはもちろん、細かな仕様や設置条件が事細かに書いてあるので重宝します。

あと今回はPanasonic→Panasonicへの交換なので、メーカーサイトの”買替え対応機種検索システム”が参考になります。

型番や設置状況を入力していくと、現行製品で取り付け可能な製品の一覧が出てきます。

今回はビルトインタイプの現行製品の全ての中から選ぶことが可能でした👏

先述の通り、今回の交換ではグリル内がフラットになっている機種への交換希望なので、最上位シリーズの”Aシリーズ”か1つ下の”Bシリーズ”への交換となります。

でも折角交換するならグリルにもIHヒーターを搭載しているAシリーズの方が良いとの事でした。

IHなら低温調理が可能なので、冷凍のまま調理が可能だったり、きめ細かな温度コントロールが可能です。

音声ガイドが必要かどうかは不明だけど、現機種が音声ガイド有りだと、無いと違和感を感じるかと思います。

Aタイプにも5種類あり、大きな違いとしては

A7:左右オールメタル対応
A5:右オールメタル対応
A3:オールメタル非対応
RA:液晶バックライトがオレンジ(他はホワイト)
A2:後ろIHなし

といった感じです。

オールメタル対応が必要なのか?後ろIHが必要なのか?で決める事になります。

A3はホワイトバックライト、RAはオレンジバックライトになっており、RAにはレシピ集が付属しません。

店舗価格調査

実際に家電量販店に見に行ってきました🏃

最近の家電量販店はリフォームに力を入れていますからね。
すぐに店員さんが寄ってきます😅

店舗によるかもしれませんが、パナソニック推しのような気がします。

安心のパナソニックといった風潮もあるし、ニーズが高いんでしょうね。利益率が大きいとかもあるのかも?

今回交換を検討しているA・Bシリーズの展示もあり、キャンペーンチラシにも載っていました。

天板幅は75cmタイプも60cmタイプも埋め込まれる本体部分の寸法は同じなので、トッププレートが収まる余裕があればどちらも設置可能です。

今回は今と同じ幅での設置希望なので、60cm幅でいきたいと思います。

それにしても高い💦

A3とRAなんて、生産コストはほとんど変わらないのに3万円も違います💦

このチラシと製品のカタログを依頼者に見せた所、片方オールメタル対応のA5シリーズKZ-CA56NSで検討したいとの事でした。

工事費・10年保証込みで約30万円です。

ネット価格調査

今回はDIYで取り付けをするので、実店舗で購入する必要はありません😁

Yahooショッピング・楽天市場で型番を検索してみましょう。

2024年8月現在の最安値は、約23万7千円。

ここに10年保証を付けると合計約25万円になります。(店舗により保証が付けれない場合もあります)

5万円も節約できますが、元の値段が高いだけに安いとは言い切れない金額です。。。😥

住宅設備用モデル

さて、今までは家電量販店でもらってきたカタログやチラシを見てきました。

ではパナソニックのサイトに行って、WEBカタログを見てみましょう。

普通に見ていると気付かないかもしれませんが、入るルートによって表示されるカタログが違うんです。

”個人のお客様向け”と”ビジネスのお客様向け”の違いで、表示されるカタログが変わります。

個人のお客様向け = 量販店用モデル
ビジネスのお客様向け = 住宅設備用モデル

となっているようです。

それではIHクッキングヒーターのカタログの表紙を並べて見てみましょう。

左が量販店用モデル。右が住宅設備用モデルです。

パッと見は同じですが、右はしっかりと住宅設備用モデルと書かれていますね。

表紙はほぼ同じに見えますが、意外にも中は結構違いました😮

ですが、仕様一覧を見比べてみると全く同じであることが分かります✌

量販店モデルにあるRAシリーズが、住宅設備用モデルにはありません。

ここからは、まいたけの勝手な推測ですが、

量販店モデルを買う人は、基本的には”使用する人=購入する人”なので金額を重視する人が多いので、

バックライトを基本色であるホワイト→オレンジにする事で安っぽく見せて販売価格を下げ、お得に感じさせようとしてるのかな?

仕入れ価格はほとんど価格差が無いんじゃないかと思います。

住宅設備用モデルは基本的には工務店の方など、実際に使用する人ではない人が選ぶ事が多いので、仕入れ価格がほとんど変わらないならそこまで差別化する必要はないので、ラインナップに入っていないのではないかと。

LEDをホワイト→オレンジに変更しても生産コストはほとんど変わらないはずです。

RAタイプより下位モデルのA2タイプでも、ホワイトバックライトだし。

勝手な推測はここまでとして、量販店用モデルと住宅設備用モデルは同じ物と考えて間違いないと思いますが、型番は違いますね。

では、上記で購入を検討していた量販店用モデルの”KZ-CA56NS”は、住宅設備用モデルでは”KZ-AN56S”となります。

これをネットショップで調べてみます。

2024年8月現在の最安値は、14万6千円。

ここに10年保証を付けると合計約16万円になります。(店舗により保証が付けれない場合もあります)

家電量販店では30万円。
量販店用モデルでは25万円。
住宅設備用モデルでは16万円

家電量販店で購入するのと比べると、ほぼ半額で購入する事が可能です。

とってもお得に購入できる

今回は片方にオールメタル対応のIHクッキングヒーターにしますが、オールメタルが必要なければ、A3タイプで十分なので、

本体価格のみ(延長保証なし)だと12万6千円で購入できちゃいます。

PanasonicのIHクッキングヒーターの最上位シリーズであるAシリーズがこの価格で買えるのはすごいと思います。

DIYで交換するなら、絶対に住宅設備用モデルがおすすめです。

今回は住宅設備用モデルで、片側オールメタル対応の”KZ-AN56S”を購入しました。

次の記事で、既存のIHクッキングヒーターを取り外していきます👍

-家電設置・改造・修理