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スライド丁番を使って扉を作製するぞ

2022年5月23日

今までの作業で、洗面台周りが白くなってきました👍

でも洗面横の収納は洗面台との一体感は無い。。

今回は、洗面台との一体感を出すために、この収納の扉を作製していきたいと思います。

スライド丁番を選択

さて、扉を作製する時には、当然ヒンジとなる丁番を使用します。

まいたけもそうでしたが、一般的にDIYで丁番を付けるとなると、平丁番を思い浮かべます。

この平丁番は安いし、動きも容易に想像できるので、DIYではよく使われます。

取り付けもネジで締めるだけなので、下穴を空けないのであればドライバー1本で取り付け出来るのも手軽です。

でも扉を閉めた状態で、丁番が見えてしまったり、ネジ締め後に微調整が効かないので一発勝負というデメリットがあります。

微調整が効かないので、余裕を持って扉を小さめにカットするなんて事をまいたけもしていました💦


そんなDIYでよく使われる平丁番ですが、家中の家具を見てみると、それが使われている家具ってほとんど存在していないんですよね。

洗面台もキッチンの吊り収納も、扉の丁番はほぼ全てにスライド丁番が使われていました。

スライド丁番のメリットは、

・外から丁番が見えない
・開閉時に回転軸がスライドする為、支点側が壁等にギリギリでも干渉しない
・扉の位置の微調整が可能

というようなメリットがあります。

特に慣れていない人がDIYで作業をすると、微妙にズレたりする事があるので、微調整できるのはイイ!

と言うわけで、今回はスライド丁番を使って、洗面台と一体化できるようなカッコイイ扉?を作製する工程を紹介していきます。

扉のサイズはギリギリ寸法で

今回は洗面台と一体化させたいので、なるべく隙間が空かないようにしつつ、開閉時に干渉しないようにしたい。

その作業


スライド丁番なら可能です


きっと。。

今回は青枠のサイズで扉を作製します。

下側が少し空いているのは、幅木があるのでそれを避けるためです。

一体化を目指すなら、本当は洗面台の扉と下端は合わせた方が良い。

でも今回は、下側の収納に入れるモノの都合もあるので、そっちを優先した形です。

今回は壁と既存の扉との寸法-5mmを扉の幅として、18mm厚の化粧板を切り出しました。

上部が洗面ボウルに干渉するので、干渉する分をカット。

取り付けのイメージはこんな感じ。

止め穴のセンター位置を出す

扉の準備が終わったので、スライド丁番を付けていきます。

今回使用するスライド丁番は、WAKI スライド丁番 2個セット 35mm 全かぶせを使用します。

スライド丁番で最も一般的な、カップ径35mm。全かぶせタイプです。

扉側に本体を取り付ける為に、直径35mmの止め穴を空けないといけないのですが、その位置を決定する必要があります。

その位置を出すには、説明書と現物の寸法を調べれば簡単に出せます。

今回の収納の場合、スライド丁番を取り付ける面の厚さは、17mmでした。

かぶせ量とは、この幅にどれだけ扉をかぶせるかという事になります。

後の微調整で数ミリ程度は調整できるので、理想的なサイズを選択すれば良いと思います。

今回は1mmの余裕を持たせて、かぶせ量は16mmでいきます。

となると上記の表から、カット量は3mmとなりますね。

その3mmと、穴の半径17.5mmを足すと、穴の中心は扉の端から20.5mmの所になります。

高さは全体のバランスや、ネジ止めするのに都合のいい位置を元に決定すればいいです。


さてこの位置に直径35mmの止め穴を空けますが、そこで便利なのが木工用ボアビット35mm

これと電動ドリルを併用すれば簡単に止め穴が空けれます。

止め穴を空ける

せっかく正確なセンター位置を出したので、ズレないように3mm程度の下穴錐を使用しセンター穴を空けます。

扉を貫通させないように注意!

空けたセンター穴とボアビットのセンターを合わせて、

ガリガリと削っていきます。

今回使用したWAKI スライド丁番は、深さ11.1mm以上必要になるので、多少の余裕をもって11.6mmを目標に掘ります。

掘り過ぎて貫通しないように注意するのと、ボアビッドの先端は凸になっているので、飛び出さないように注意。

途中で、ノギス直尺を使って注意深く掘り込み量を確認していくと良いでしょう。

そして目標の11.6mmに達しました。

穴の全周で11.1mm以上になっていればOKです。

とても楽に空けられました👍しかもキレイ!

扉に丁番本体を取付

本体のカップを、空けた穴に入れてネジで固定するだけですが、

しっかりと90度を出す必要があります。

でも曲尺を当てればカンタン!

90度の位置を合わせたうえで、ネジ止めの箇所にマーキングして、穴あけ位置を確定(可視化)。

しっかりネジ止めして片側完成!

同様にもう一つの丁番本体も固定します。

収納側に座金取付

扉側に本体の取付は完了したので、収納側に座金を取り付けていきます。

座金の取付寸法ももちろん説明書に書いてあります。

収納の開口側の端から、37mmの位置にネジ穴がきます。

上下の座金間の寸法は、扉側の本体間の寸法と同じにすればOKですが、今回はより確実な方法で取り付けていきます。

収納側の座金を取り付ける位置にマーキングしてネジ穴位置を確定。(マーキングは後で消せるモノを使用)

・端から37mmの縦ライン
・座金のセンターライン
・↑の交点から16mmずつの距離がビス位置

となります。

ビス穴の位置を書くのは片方の座金だけにして、もう片方の座金は端から37mmの縦ラインのみをマーキングしておきます。

実際に扉を当ててみて、問題ない事を確認したら穴を空けていきますが、、

今回の収納は内寸が130mm程度しかないので、下穴を空けるドリルが入らない!

おっとドリルが入らないのは、ミラーキャビネットにコンセントを付ける時にもありましたね☝
なので、フレキシブルシャフトと、 ショートタイプの下穴錐 を使用して下穴を空けます。

木材だけなら下穴なしでも問題ないのですが、今回は収納内にはキッチンパネルを貼っているので、そのままねじ込むのは美観を損なう可能性があったので、しっかりと下穴を空けました。

付属のネジで締めて固定完了👍

このスライド丁番はワンタッチ脱着式なので、本体と座金の位置を合わせて押し込むだけで簡単に取付が出来ます。


逆に取り外しは本体のスイッチを押すだけで簡単に取り外し可能です。

なので、まだ収納側に取り付けが終わっていない座金(上側)を本体に取り付けてから、固定が完了した座金(下側)に固定します。

取り付けが完了した下側に支点にして、上側の位置を確定しますが、事前に端から37mmの位置をマーキングしたので、その線に合わせて動かして、ネジ穴のセンターに交点を書けば、簡単に正確な穴位置を出すことができます👍

あとは同様に座金を固定してやれば、

スライド丁番取付完了👍

この時点で開閉を行うと、

・扉が傾いている
・開閉時に干渉する
・左右の隙間が均等じゃない

等の不具合があるかと思います。

このスライド丁番は、3つのネジで3次元調整が可能なので、理想的な位置に調整ができます。

上下の丁番を絶妙な位置に来るように調整し、、

取り付け完了です👍

扉が付くとすごくスッキリします。

左右の隙間もかなりギリギリ寸法ですが,、開閉時に干渉はありませんよ。

回転軸がスライドしながら開閉する"スライド丁番"だからこそ可能なんですね。

開閉に取っ手があるととっても便利なので、、

カラー丸棒ハンドルを取付。

と、

その前に、

前回の記事で書いたTOTIOのリメイクシートを貼り付けます。

やっぱりホワイトパールの輝きは美しい!

洗面ボウルを避ける複雑な形状も美しく仕上げて~

取っ手が付いてとっても便利w

あとは仕上げに、

扉が閉まる時の、収納本体に当たる時の感触と音が安っぽい感じがするので、

クッションゴムを上下に貼り付け。

これだけでちょっと高級感のある感触&音になります。

一体感のある洗面台に

今回スライド丁番を使って、ギリギリ寸法で扉を作製完了しました。

洗面台と収納が一体化していい感じに仕上がりました👍


複雑な動きと、微調整が可能なスライド丁番。

この便利さを味わうと、DIYで一般的な平丁番には戻れないですね。

ドリルを所持していれば、必要な工具も木工用ボアビット35mmくらいなので、扉を作製する方、是非スライド丁番を使ってみて下さいね!

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