1年前に、洗面台のプチDIYリフォームをしました。
ミラーキャビネット内にコンセントを追加したり、衛生的なメガネ・コップ置場を作ったり。
最後の仕上げに、洗面ボウルをやすり・コンパウンドで磨いてから、余ってたガラス用のコーティング剤を使用しました。
でも所詮ガラス用。水弾きは1週間程度で無くなりましたが💧
クレンザーで掃除
洗面台は毎週掃除をしていますが、歯磨き粉等の汚れが付くからでしょうか?
中性洗剤で掃除しただけではキレイが維持できないんです。
ザラザラが残る感じで。
ザラザラのまま掃除を終えると、表面が凸凹しているせいで、すぐに汚れるようになってしまいます。
特に、小学生の娘が習字の筆を洗ったり、絵の具のパレットを洗ったりすると
瞬く間に見るも無残な惨状になってしまいます😢
そこで、弱めの研磨剤の入ったクリームクレンザーのジフを使って掃除してやると、水弾きが復活して気持ちが良いんですよね!
しばらくはこの方法で綺麗にしていましたが、
洗面用のコーティング剤を使えば、
キレイが持続
&
汚れても中性洗剤だけで水弾き復活
が可能になるんじゃないか?
と思ったので、
気になったならやってみよう⤴
WAKIの洗面コーティング剤
さて始まりました。洗面コーティングの野望。
準備したコーティング剤は、
和気産業の洗面コーティング剤。
Amazonで1000円くらいで購入できます。失敗しても許せる金額です🤣
失敗?
それはコーティングをするにあたって、ちょっとした不安要素があったからです。
コーティングをすると、洗面ボウルの表面にコーティング被膜ができますね。
この商品だと、シリコン・フッ素複合系樹脂みたいです。
そうすると、今まで愛用してきた研磨剤入りのクレンザーが使いにくくなってしまいます。
研磨剤がコーティング被膜を傷つけてしまう恐れがあるからです。
まぁ、コーティングがクレンザーを使わなくちゃいけないような性能だとしたら、コーティングをした意味なんて無いですからね。
気にせずやっちゃいましょう!
現状はどうなの?
まず、コーティング前の”現状”をお見せしないと変化が分かりませんからね。
汚い状態との比較では何の参考にもならないので、クレンザーを使用していつもの完璧?な状態まで仕上げておきました。
充分キレイな状態です・・・。
水弾きもバッチリなので、コーティング後の比較写真で差が出るのか不安です・・・。
正直この時点で、ボツ記事になるんじゃないか?と思ってたりします💦
写真だけじゃ分かりにくいので、動画も撮っておきましょ。
底面は撥水していませんね。コロコロと水玉が流れていくようなのが理想です。
ちなみこの状態で3日も使えば、このように側面の水弾きも無くなってきます👇
コーティングの下準備
コーティングや塗装で一番肝心なのは、下地を整える事!
下地が整っていないと、キレイにコーティング剤が塗れなかったり、すぐに剥がれてしまいます。
時間をかけて完璧な状態まで綺麗にする事が超重要!
商品に付属のクリーナーを使う前に、いつもの掃除をしてある程度綺麗にしておきます。
あとは、掃除やコーティングの邪魔になるモノはどかして、水を溜める栓も外しておきます。
付属のクリーナーで磨いていきます。
側面も
底面も、
上面も、
全体を、
これでもか!
というくらい丹念に磨きます。
充分綺麗になっていても、最後の一滴まで使い切ります。
貧乏性なの?
いやいや。
残しても他に使い道なんて無いので、全部使いきって磨き続けます。
クリーナーが無くなって、満足いくくらい綺麗になったら、水で洗い流します。
クリーナーが残らないように、スポンジや雑巾を使って、しっかりと洗い流しましょう!
ここまでの作業。とても大事です。
クリーナーをしっかりと洗い流す所までが、このコーティング作業の9割を占めると言っても過言ではないでしょう。
しっかりと洗い流したら、ペーパーウエス等で水気を拭きとります。
水栓の立ち上がりの部分に水が残りやすいので、ペーパーを押し当てて水を除去しておきましょう。
コーティング中に垂れてくるとショックです。
ある程度拭き取ったら、念のため1時間ほど自然乾燥させておきました。
この時点で、超ピカピカです。
おっと。コーティング中に誤ってハンドルに触れて水が出たり、水が滴るとマズいので、
袋を被せておきましょう。
これでコーティングの準備は整いました。
先ほども言いましたが、作業の9割は終わっています。あとはコーティング剤を塗るだけです!
コーティング作業
さあ、コーティング剤を塗布していきます。
サッサと作業を済ませないといけないので、施工中の写真はほぼありません💦
コツは
・付属のクロスを綺麗に折り畳む
・たっぷりと液を付ける
ですね。
液は十分な量が入っているので、躊躇なく使用して大丈夫です。
たっぷりとクロスに含ませたら、
端から一定方向に塗っていきます。
説明書には重ね塗りはダメと書いてあるけど、液が乾き始める前なら問題なし!
手早く、均一にムラなく塗っていきます。
塗っていく方向は、なるべく長く塗れる方向に塗った方が、ムラなく仕上がると思います。
塗り残しが無いように、いろいろな角度から見て、濡れ状態を確認しながら手早く作業。
生乾きの状態で上塗りすると、ザラっとした仕上がりになってしまうので、もし中途半端な塗り残しを発見してしまったなら、
完全に乾いてから上塗りするようにして下さい。
クリーナーと違って、コーティング剤は完全に使い切らず、少しだけ残した状態にした方が良いかな?
後で塗りこぼしや、気になる部分を発見した場合に塗る事が可能なので!
さて、途中の写真はほぼ無く、コーティング剤の塗布が完了しました。
艶が増して、更にピカピカになりました👏
艶の少なかった底面も、
イイカンジ!
このまま3時間以上(冬季は6時間以上)放置し、コーティング剤を乾燥させます。
完全硬化は24時間なので、なるべく長い時間使わない時間を選んで施工すると良いですね!
効果は!?
さて、コーティング剤施工後、6時間が経過しました。
水を流してどんな感じか見てみましょう。
おお!以前はどうしても水を弾かなかった底面が、面白いくらい水が転がっていくぞ!
これだけで達成感ありますね。
見ろ!水が玉のようだ!
まぁ、
施工直後なので、当たり前と言えば当たり前。
問題は今後の掃除のしやすさと、耐久性ですね!
2週間後
とりあえず、施工から2週間経ったので、様子を見てみましょう。
普段は1週間で掃除をしていますが、今回は2週間放置してみました。
見た限りでは、まだまだ綺麗な感じですね。
でも近寄ってみると、
水玉・・・ではないですね。
まぁ、そこは想定の範囲内。
中性洗剤だけで汚れが簡単に落ちるか!?
そこが重要なので試してみましょう👍
中性洗剤は、普通の食器用洗剤と6個で110円のスポンジ。
スポンジのやわらかい面で、半分だけ掃除してみました。
洗剤を水で流した後はこんな感じ。
写真で伝わるかどうかは分からない・・・けど、水玉は復活しましたね!
いや、動画で見た方が分かりやすい。
境目から、水の動きが違いますね!
これだけ水はけが良ければ、汚れも溜まりにくい!
中性洗剤だけで簡単に水弾きが復活するという事が確認できたので、もう半分も簡単に掃除しました。
施工時同様の水弾きが復活です!
今後の耐久性に期待
今回コーティングをして、
強烈な水弾き
と、
掃除の手軽さ
を手に入れたわけですが、欲を言えば、
掃除をしなくても1週間以上は強烈な水弾きをしてくれるんじゃ?
って過度な期待をしていました。
その点では、1週間以内で綺麗な水玉ではなくなるので残念でしたが、本来の目的である
掃除の手軽さ
は間違いなく期待値どおりでした。
あとは、”3年持続”という効果がどれくらいあるのか!?
今後も検証していきたいと思います。
2024年3月追記
施工後、約1年が経過しました。
2週間に一度、食器用の中性洗剤を使用しスポンジで軽く掃除。
汚れが酷い時はクレンザーのジフを使って掃除していますが、サッと汚れが落ちて水弾きが復活します。
まだまだ効果は持続しています👍
とても掃除が楽で良いですよ🤗