住宅内装

子供部屋に間仕切り壁を作る!

2017年5月14日

2間続きの子供部屋

自宅の2階の2部屋は子供部屋として準備してありますが、現状では引き戸2枚で仕切れるようになっているだけです。

まだ子供たちは自分の部屋がほしいとは言ってないのですが、時間の問題です。

子供部屋に間仕切壁を作る

子供は男の子と女の子だし、完全に仕切られていた方が良いですね。

今回は防音性も追及して間仕切壁を作成してみます!

準備

開口部の寸法は、

幅 1540mm
高さ 2080mm

まずは材料。

・間仕切りのベースとなる木

これの選定にホームセンター3店はしごしました。

そして選んだのはこれ

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3mを7本買います。

んん。クルマに積むのに一苦労。

3mを車内に積むとフロントガラスからリヤガラスまでぎりぎりの長さです。

1列目のヘッドレストと3列目のヘッドレストにしっかり固定して持ち帰りました。

・木をドア枠に固定する為のビス(4.2mm×65.4mm)
・石膏ボード用ビス(3.8mm×28mm)

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材料はこれくらいですね。

あとは木材を切断して、ドリルで下穴を空けて、ビスをねじ込む工具が必要です。

木材の切断はのこぎりでも可能ですが、今回は木組みをして枠をつくるので、電動工具のマキタ ジグソー オービタル付 JV0600Kを使用します。

あとは、電動ドリルとドライバーが必要ですね。

今回は、充電式の14.4Vマキタ 4モード・インパクトドライバを使用しますが、今回の作業内容的には、DIY向けの格安モデルのドライバドリルでも可能ですし、今後も日曜大工をやるぞ!という方なら、18V充電式インパクトドライバを買うのもありだと思います👍

まいたけは、1台でドライバ・ドリル・インパクト・振動ドリルが切り替え可能な4モード・インパクトドライバがお気に入りです👍

枠をつくる

さぁ作業開始です!壁を作るのにまず、木で骨組みを作ります。

ここはこだわりで、木を組んで仕上げて行きます。

まず、上下左右に木で枠をつくり固定します。

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既存のドア枠にビスを打ち込むので、十数年後にもし外す時があるとビス跡が出ますがそれは仕方ないです。

その時に補修すればいいんです。。

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子供部屋に間仕切壁を作る

枠が完成しました!

間柱を組む

この枠の中に455mmピッチで格子状に木を組むわけですが、当然自分で採寸し、切り欠きを作らなければなりません。

(なぜ455mmピッチかと言うと、上に張るボードが910mmなので、ボードの継ぎ目に下地がくるようにする為です)

縦の間柱が2本・横の間柱が4本必要なので、採寸しカットします。

縦の木を仮配置してみる。

子供部屋に間仕切壁を作る

縦の木と横の木を組めるように切り欠きを作ります。

ミリ単位で採寸し罫書き、ジグソーで細かく切れ目を入れて、

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仕上げていくとこのような切り欠きが出来ました。

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これを全部で16箇所作成します。

事前に全ての木材のカット部分を罫書いておきます。

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そして1か所ずつ切り欠きを作っていきます。

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1mm小さければ組めないし、1mm大きければスカスカになってしまう。

切り欠き箇所がズレると木を組んでいった時に辻褄が合わなくなる。

結構シビアな作業・・・。

ちなみにまいたけ愛用のジグソーは、マキタ ジグソー オービタル付 JV0600K

DIY用ではなくプロ用のラインナップで、ワンランク上のジグソーです。

5000円程度のDIY用と比べると、静かでパワフル!サクサクと作業が進む優れものです。

速度も無段階調整可能なので、材料や状況によって速度変更できるのはとても良いです。

ジグソー選びに迷ったらおすすめの一品です。

そして横の木と縦の木をゴムハンマーで叩いて組み上げていきます。

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組み上がったら、枠に入れていきます。
ぎりぎりサイズなので、ゴムハンマーで叩いてキッチリとおさめます。

そして位置が決まったら、最初に作成した枠にビスで固定。

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そしてベース完成指でOK

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木組みをした箇所はこんな感じ

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壁を張る

そして、"壁"となる石膏ボードを張っていきます。

石膏ボードを切るのは、ジグソーや丸鋸などの電動工具、のこぎりでも切れますが、おすすめなのはカッターです。

その際、力の入りやすい大き目のカッターで、刃が動かないようにネジで刃を固定できるタイプが良いです。
まいたけはオルファ(OLFA) リミテッドNL ねじ式大型刃カッター Ltd-07が使いやすく良く切れるので使用しています。

まず必要なサイズを採寸し、ペンで線を引きます。

その線に定規を置いてカッターで切り込みを入れます。ボードの厚さの半分以上切り込みを入れれるように5回くらい行います。

子供部屋に間仕切壁を作る

ここで使う定規は、滑り止めの付いた1mの定規を使うとやりやすいですよ!

まいたけはAmazonでシンワ アル助 スベリ止付 1000MM 65382を購入し使用しています。

滑り止めがあるのと無いのでは作業性はもちろん仕上がりも雲泥の差です。

こんな感じで切込みが入りました。

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ボードを起こして、切込みが外側になるようにボードを折り曲げます。

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パキッと音がしてボードがきれいに割れました。

あとは紙を切るだけです。ボードを90度折った状態でカッターで切ります。

子供部屋に間仕切壁を作る

はい。切り粉も最小限でキレイに切ることができました!

子供部屋に間仕切壁を作る

1枚張りました。

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裏側から見るとこんな感じ。
ボードとボードの継ぎ目に間柱が来るように455mmピッチで下地の木を配置してあります。

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さて、一般的に間仕切壁は、この下地の両側にボードを張るだけなのですが、今回は防音性を追及して、この隙間の部分に”ニードルフェルト”を入れ込んでみます。

こんなの近所の店には置いてないので、ネットで購入しました!

ニードルフェルト 10mm 1mX20m巻き

子供部屋に間仕切壁を作る

試しに一枠分入れてみました。
5枚重ねにしてみました。(約5cm)

子供部屋に間仕切壁を作る

良さそうな感じです👍

片面の石膏ボードを上まで張って片面の壁完成!

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裏側はニードルフェルトを全ての枠に入れましたよ。

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そして、石膏ボードで全て塞ぎます。

これで壁本体は完成!

子供部屋に間仕切壁を作る

壁紙を貼る

当然このままでは見た目が悪いので、クロス(壁紙)を貼っていきます。

まいたけ家は入居時に余った壁紙を補修用にもらっているので、それを使用します。

壁紙はホームセンターで売っていますが、生のり付きの壁紙を購入すると作業はかなり楽です。

壁紙は部屋と同じ物を貼ると統一感が出て良いんだけど、残念ながら同じ壁紙は1面しかとれなかったので、もう1面は違う壁紙で施工します。

まず壁紙を貼るのに、のりとローラー。

今回は写真にある、壁パテは大きな段差がなかったので使用しませんでした。

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クロスを5cmずつくらい大きく切って糊づけをして貼っていきます

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ヘラで空気を抜き、素早く仕上げます。はみ出た部分はカッターでカット

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続けて2枚目。重なり部分は同時にカッターで切断し、ローラーで仕上げ

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片側完成。
そして反対の面も。ちょっと柄と色が異なります。
貼り途中の写真

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こちらの面も完成です!

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違うクロスでもそんなに違和感ないね。

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おわりに

DIYで本格的な間仕切壁を作ってみましたがいかがだったでしょうか?

かかった金額も

・間柱 2985×60×30 7本 2872円
・石膏ボード 1820 × 910 × 9.5 5枚 1328円
・防音用ニードルフェルト20m巻き 4150円
・ビス・接着剤等 約2000円
約1万円。

業者に頼んだら数倍はかかると思います。

業者に頼べば早く綺麗にできますが、DIYで作る楽しさは味わえませんからね。


まいたけDIYでは他にもいろいろなDIYでやった事を記事にしています。
時間に余裕があったら覗いていって下さいね^^

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