✋まいたけです。
最近はLED照明器具が普通になって、価格も下がってきましたね!
まいたけ家は2009年に建築し、当時取り付けた照明器具はほとんどが蛍光灯タイプの照明でした。
その後劣化や球切れ等で入れ替えを行い、現在はほぼLED化が完了しています。
ホタルスイッチが点滅
そんなLED機器に更新していく中、ホタルスイッチが点滅している事に気が付きました。
こんな感じで👇
1階
2階
この点滅しているスイッチは、階段の照明。
元々はクリプトン球(白熱電球)の57Wタイプが付いていました。
これをLED電球(消費電力4.3W)に交換した事が原因で点滅を開始しました。
ホタルスイッチは、OFF時にも回路に微弱な電流を流すことによって、ほたるを点灯・消灯をしています。
LED電球はその微弱な電流の影響を受ける関係で、ほたるが点滅したり点灯しなかったりしてしまいます。
特に階段のような場所はランプ1つに対し、3路スイッチ(2ヶ所で操作できるスイッチ)2つなので、悪い影響を受けやすいんですね。
でも、ホタルスイッチが点滅していても機器やスイッチに悪影響があるわけでも無く、見た目の問題なので、数年そのまま放置していました。
点滅しているスイッチが階段。って認識で、誰も気にもしていませんでした。
対策製品があった
そんな状態を当たり前に生活してきましたが、パナソニックからほたるスイッチ用コンデンサ WN9986という製品が売られている事を知りました。
Amazonでの販売開始が2009年12月だったので、LED電球が出始めた頃には製品化されていたんですね😯
全然知りませんでした😂
価格も高くないので、試しに購入してみました!
商品は、このような単純な構成です。(写真を撮り忘れたのでチューブを取り付けた写真ですが💦)
本体から2本の線が出ているだけ。
この2本を負荷(階段の照明)と並列に接続するだけです。
照明器具に送り端子があれば、その穴に差し込むだけなので超簡単なのですが、今回はブラケットライト。
無さそうだなぁ~。
無かったらどうするかは現地現物を確認して何とかしましょう。
取付方法を検討
この作業には電気工事士の資格が必要になります。安全のため有資格者が作業して下さいね!
照明器具は、PanasonicのブラケットライトLGB82500
今はもう廃番製品です。
電球を外して、ツマミネジ2つを回します。
ツマミネジを外せば、本体はごっそりと外れます。
壁から出てきたVVFケーブルが、
端子台に接続され、
端子台から電球ソケットに配線されています。
端子台をよく見てみると、
小型の照明器具なので想定内ですが、小型の端子台が使われています。
末端の照明器具として想定されているので、やはり送り端子はありませんでした。
ちなみに、送り端子とは、
これは、天井のダウンライトを外した時の写真ですが、黄色のVVFで電気を供給しダウンライトが点灯します。
端子台にはもう1本差せるだけの穴がありますよね。
これが送り端子になります。
照明器具が複数ある場合、この送り端子を使えば次の照明器具まで、楽に配線する事が可能になります。
もし点滅の原因になってしまっている照明器具に、このような送り端子があれば、ここにほたるスイッチ用コンデンサ WN9986の線を差し込むだけで完了です!
ただ、今回は送り端子が無い。
どうするか?
はずした本体の裏側を見てみると、
思ったより大きな空間がありました。
ここに、差込型コネクタを使用して電源線を分岐すれば取り付けができそう!
という訳で、今回必要な材料、工具を集めてきました。
ほたるスイッチ用コンデンサ WN9986
差込型コネクタ
VVFストリッパー
マイナスドライバー
VVFケーブル
作業開始!
家に誰もいなかったので、スイッチOFFの状態で作業しましたが、該当ブレーカーを落として作業しましょう!
端子台の外し穴にマイナスドライバーを差し込んで電線を外し、
外した電線の先端を剥ぎ直して、差込型コネクタに差し込みました。
こんな感じで配置すれば、うまく納まりそうかな?
コンデンサの端子には絶縁カバーが付いていますが、付けたままだと差込型コネクタの奥まで入らない💧
かと言って、絶縁カバーを外すと端子の根元部分がはみ出る。
きっと、絶縁カバーを付けた状態で、入る所まで差し込めば機能的に問題ないと思いますが、
ダイソーで買った熱収縮チューブで絶縁すれば、良い感じになりそうなのでその方法で!
これで奥まで差し込めて、絶縁もできます。
あとは、差込型コネクタから端子台までの配線だけですね。
ここにはVVFケーブルのシースを剥いで、2本の線を取り出し両端12mm被覆を剥ぎました。
VVFストリッパーがあれば簡単です。
端子台にしっかり差し込んで、
本体がうまくはまるように調整しながら、差込型コネクタにしっかり接続!
ごちゃっとしてるけど、コンパクトにまとめれました。
もしもっとスペースが無ければ端子台を撤去して、直結配線をしようとしたけど、その必要は無さそうですね。
あとは配線を挟み込まないように注意しながら、本体を元に戻します。
干渉する事無く、壁にピッタリ付きました。
もし引っかかったり浮いてしまう場合は、力で押し込まず、
配置を変更したり、経路を変更するなどして、無理のないような取り回しにしましょう👍
最後に照明が点くかを確認して作業は完了!
スイッチを見てみると~😁
点滅する事無く、ホタルスイッチの本来の性能を100%発揮しています。
いや、写真だけじゃ本当に点滅直ったのか分からないよねぇ~
1階
2階
1階の廊下のホタル、ちょっと暗く見えますね。
廊下の照明は4か所にスイッチがあり、3つのダウンライトがあります。
そしてそのダウンライトは全てLED電球に交換してあるので、点滅まではいかないけど暗くなってしまっているんですね。
ダウンライトには送り端子があったので、ほたるスイッチ用コンデンサ WN9986をもう一つ買って差し込めば、明るさを統一できるのですが、その為にもう一つ買うのはどうなんでしょうか?
完全に自己満足になりそうです。。
最後に
照明器具をLEDに交換したら、ホタルスイッチが点滅・消灯するようになったって方は少なくないと思います。
電気工事士の資格はいるものの、ランプに対して並列に接続するだけなので簡単に対処できます。
学生時代に資格は取ったけど、全く使ってないし、もう忘れちゃったよ。。って方、
是非真似してやってみて下さいね😁