最近ブログ更新しまくりでノリノリの、ポンコツサラリーマン。まいたけ です。。
蛇腹カバーが酷い状態
まいたけ家は、エアコンの配管には全て化粧カバーを付けています。
化粧カバー?それって見た目だけでしょ?
って思われるかもしれませんが、配管をカバー内に納める事により断熱効果が上がります。
なので付けておいた方が熱の損失は少なくて済むんですね。
そんな化粧カバー、一般的には20年くらいは持ちます。
蛇腹カバーを除いて・・・
まいたけ家の2階~1階下ろしのエアコン化粧カバーなんですが、、
1階と2階のユニットの繋ぎ目を隠す”化粧胴差”の段差を越えるために”蛇腹カバー”が使用されています。
ん?拡大してみよう!
コレハヒドイ!
そう。この蛇腹カバー(メーカー正式名称は”フリーコーナー”)、耐候性が皆無です。
わずか5年くらいで朽ち果ててきます。。
まぁ、フレキシブルに曲げれるように薄い素材で作られているのでしょうがないんですが。
なので、このパーツはなるべく使用しないように配管ルートを選定した方が良いと思います。
このエアコンは、まいたけがエアコン工事が出来るようになる前に量販店で購入・設置したものなのですが、もしまいたけが設置するとしたら、こんなセンスのない配管ルートではなく、
この黄色ラインのように、トップで45度振ってから真下に下ろします。
段差部分はこの程度なら、壁側のパーツを凹カットしてLDダクトのみで一直線で仕上げます。
今後このエアコンを交換する際は、このように変更する予定ですが、使用頻度の少ないエアコンなので当分先になりそうです。。
なので今回はこの蛇腹カバーのみの交換を行っていきます👍
材料の調達
配管カバーと言っても、サイズ・色、多種多様です。
今回の場合は、ごくごく一般的な配管カバーなんですが、普段扱わない人にとっては何が何だか分からないと思います。
配管カバーの外側を外すと品番が書いてあるのでそれを頼りにします。
LD-70-Iのシールが貼ってあり、カバーにLD-70の印字があるので、LDシリーズの70サイズという事が分かります。
シールの方にある、-I は色がアイボリーという事になります。
色と色記号はこんな感じ。(ネットよりお借りしました)
シールも剥がれて、印字も見えないぞ!!
なんて方、お ら れ るかもしれません。
そんな時はカバーの幅を測ってみて下さい。
70mmなので、70という事になります。
ん~、すばらしい!
他にも60・80・90のサイズがあります。
あとは、蛇腹部分の長さが分かれば、必要な品番が分かってきます。
曲がっているので正確には測り切れないけど、直線距離で60cmくらい。
LDFシリーズは800mmと2000mmの2種類なので、800で良い事が分かりました。
今回必要な品番は、LDF-70-800-Iとなりました。
ちなみに型番内の800と言うのは、全長800mmという事です。
両端の約70mmずつはカバー内に入り込むので、実質的な有効長は660mmでした。
交換開始ぃぃ~ん
え?交換するだけでしょ?カンタンじゃん。
と思いがちですが、
切れ目のない筒状になっております。
設置済みのエアコンの配管は繋がっているので、これを入れる場所なんてどこにもありません💧
配管を外すには、ガスを回収するポンプダウンを行い、取り付ける時はトルクレンチも真空ポンプも必要な作業です。
そんなの現実的ではないので、誰でも簡単に交換できるような作業を解説していきます✌
足場は確実に。
今回は1階と2階の間の部分なので、地上3mくらいの高さなので、脚立をはしご状にして使いました。
まいたけ的に、エアコン工事では高さ170cm・5段のアルミはしご兼用脚立が使いやすいです。
2階から1階まで下ろす時はさすがに2連はしご(伸縮式ハシゴ)が必要になってきますが、それ以外では170cmがいろいろな作業で丁度いい。
朽ち果てた蛇腹カバーを間近で見て、マジか!!
ゴミの撤去
ちょっと触るだけでパリパリと落下していきます。。
分かりやすく言うと、ルマンドを半分くらいの薄さにしたくらいの強度。(いや全然分かりやすくないですやん⤴)
ルマンドを全部落としたら、上下の接続部分も外していきます。当然筒状になっているのでハサミで切って取り外し。
今回使用したSK11 万能ハサミ、こいつDIY作業では最強だと思ってます。カーペット・断熱材・電線・10mm厚の防振ゴム。何でも切れます。
撤去完了♪
それにしてもホント、センスのない配管取り回し。。
蛇腹カバーの加工
この蛇腹カバー、新設する場合はこのまま配管を差し込んで、無加工で使います。
でも今回は配管接続が済んでる状態での交換なので、配管の上に被せるようにして使います。
蛇腹カバーには、
ここを切って下さい。
と言わんばかりのラインがあります。
なので切ります。
SK11 万能ハサミは刃の部分に角度が付いているので非常に作業効率がイイ。
切っても広がったりせず、元の形状に戻ります。
配管に被せる
あとは、切れ込みから配管を入れていくだけです。
切れ目が壁側になるように。
見た目良く、ねじれの無いように。
を意識しながら入れ込んでいきます。
両端は化粧カバーに入れます。
蛇腹カバーのねじれをキレイに整えると、
お。ええやん!
これで交換作業完了♪
と行きたいところですが、ここは強烈な西日が当たる場所。
5年後には朽ち果てるのが容易に想像できます。
効果があるのかは??だけど表面をコーティングしてみます。
表面をクリア塗装
交換した蛇腹カバーに、ラッカースプレー クリアを吹きかけてみます。
外壁等にかからないように、後ろに紙を入れて吹きかけました。
艶やかになりましたね。
果たして効果がどれくらいあるのかは未知数ですが、何もしないよりは長持ちするだろう
と
思っているけどどうなんでしょう?
それにしても、蛇腹カバーを変えただけで見違えるほど綺麗になりました。
まとめ
今回のまとめです。
- 蛇腹カバーは耐候性が無い
- 切り込みを入れれば簡単に交換できる
- SK11 万能ハサミ最強
- 最後はコーティングがいい?
そ~んなところです。
朽ち果てた蛇腹カバーが気になる方、ぜひ試してみて下さい。
でも、高所作業になるので、気を付けて作業してくださいね👍