政府要請のステイホームを健気に守り続けているまいたけです。
そんなGWもあと3日となってしまいました・・・。休みはあっという間に終わりますね。。
トヨタホームのトイレ排水はちょっと特殊?
まいたけがトイレ交換をしようと、いろいろ調べ始めてちょっと??な部分があったので、トヨタホームのトイレを交換しようとしている人に参考になればと思い、一記事作ることにしました。
トヨタホーム以外の壁排水の方にも、参考になるかと思います。
今回取り付けをするトイレ、GG3-800の図面です。
分かりやすいように、タンク・便座部分は緑色。便器部分はピンク色に色分けしました。
GG3-800に限らず、タンク式トイレは便器部分よりタンク部分の方が後ろに飛び出します。
なので、排水管は壁から140mmの長さで指定されていますね。140mmなければタンク部分が壁に当たってしまうので設置できません。(実際は130mm以上あればOK)
ちなみに140mmを超えれば、超えた分だけトイレが前に出てしまいます。
なので、トイレのスペースを有効活用するなら、配管長140mmがベストです。
取り付け説明書にも、
配管長は140±10mmとしっかり指定があります。
で、まいたけ家のトイレを観察したところ、壁から出ている配管は、
スケールが斜めになってるので見にくいですが、なんと40mm程度。100mmも足りません💦
でも、トイレ後部はこうなっています。
壁は排水管の出ている壁?より245mm奥まった位置にあるので、タンク部分はしっかり空いています。
新しく取り付けるGG3-800の図面の別角度を見てみると、
タンクの部分は床から380mmなので、タンク部分が壁に当たることが無いことが分かりました。
タンクの干渉が無いので、配管が40mm程度しか出ていなくても新しい便器も問題ないのでは?
現状付いている、便器もタンクも壁から余裕をもって取りついています。
同じTOTO製品なので、よっぽど問題ないだろうとは思いましたが、現状のトイレの品番をTOTOのサイトで検索して、取り付け説明書・図面をダウンロードして、GG3-800の資料と重ね合わせて問題ないかを調べました。
現状付いている便器の品番は、CS393BP。図面を見ると、
壁から145mmの指示ですね。GG3-800は140mmなので全く問題はなく、同じような位置関係で便器が取り付けれると判断しました。
でも実際は、現状の便器は排水管への接続部分が便器と一体となっているのに対し、
新しいGG3-800は排水ソケットという部品を介して排水管に接続となるので、排水の位置関係が変わりました。
これはもっと図面を細かく見れば分かったのかもしれませんが、そこまでは事前に調べきれませんでした。
とは言え、壁から140mm排水管が出ていればどっちも全く問題なく取り付けられるので、図面上からでは分からないかもしれません。
トヨタホームでは、配管を床下や壁内に完全に入れず、トイレ室内を通る構造で段差ができるので、図面上の数値だけでは分からないところがあるのかもしれません。
ちなみに、トイレ後ろの段差のカバーを空けて中を見てみました。
こんな感じで、TOTO純正の塩ビ排水エルボ管Y9201が付いていました。
今後の取り付けの記事で書きますが、結果的には幅木を撤去することによって、ギリギリ取り付け出来ましたが、そのままでは取りつかないと分かった時は冷や汗モノでした💦
パナソニックのアラウーノはそのままでは無理だった
初めはパナソニックの新型アラウーノを付ける気満々でアラウーノの取り付け説明書をダウンロードしていましたが、後日その説明書を見ると、配管の延長をしないと取り付け出来ない事が分かりました。
アラウーノの場合は、タンクレスなので便器後方が一番後ろに出る部分となります。
排水管の出代は、95±10mmですね。最低85mm必要です。
この形状だと、40mmしか排水管が出ていないと物理的に壁に当たってしまうので、配管を最低50mmは延長しないと取り付けはできないでしょう。
DIYでトイレの交換を交換するなら下調べが重要!
当たり前の事ですが、下調べをして新しいトイレが問題なく取り付けできるかを調べるのが超重要です。
今のトイレの型番を調べて、ネットで取り付け説明書や図面をダウンロード。
同様に交換したいトイレの取り付け説明書・図面もダウンロードして、徹底的に比較してみる。
自信をもっていける!と思うまでは行動に移すのはやめておいた方が無難ですね!
結果的には、理想的な位置に問題なく取り付け出来ました。
このような想定外な事も起こりうるという事も頭の片隅に入れてもらって、次からの記事をご覧ください♪