やっと夏休みが終わって、9月から子供たちは学校へ!
平日休みの日は家でゆっくりできるぞー👍
と思っていたら、コロナの感染拡大でオンライン授業だそうな(´・ω・`)
テレビ台がデカいんです
いや、別にデカくないです。普通のテレビ台。
いや、
どちらかと言えば小さいテレビ台。。幅は40型くらいまでが置けそうな感じの。
実はここはロフトスペースなんですね。
なので、天井が低いんです。
現状では安っぽい(安い)折りたたみテーブルの上に32型のテレビが置いてあります。
これはこれで問題ないと言えば問題ないんですが、今後レコーダーも設置したい!
と言うわけで、中古のテレビ台を貰いました。
まだブラウン管が主流の頃に購入したモノらしいですが、まだまだ使えそうです。
が、
今のテレビの位置を維持したいなら、この天井の低いロフトでは高さがありすぎて、テレビが天井に当たる!
じゃあ、テレビをもっと前に出せば、
いいじゃない!
ってなりますが、このテレビの横にテーブルとパソコンがあるんですね。
テレビを見ながらブログを、、、いや、ブログを書きながらテレビを見るには、テレビはこの位置がベスト。
この位置関係を維持するには、テレビ台を改造しなければならない。
じゃあ改造すれば、
いいじゃない!!
理想のサイズのテレビ台
実はこのテレビ台を貰う前に、テレビ台 ローボード 32型対応 幅100cmを購入しようとしていました。
買う直前にで余ってるのあるよ!と聞き、高さも幅も丁度良かったので貰う事にしました。
なのでサイズは、↑の製品と同じくらいのサイズに改造したい。
貰ったテレビ台のサイズは、
幅900mm・奥行380mm・高さ400mm
買おうとしたテレビ台は、
幅1000mm・奥行385mm・高さ280mm
高さ以外はほぼ同じなので、高さを低くすれば満足いくテレビ台ができそうです。
ただどう改造するか?
なるべく工数をかけずに簡単に低くするには、
この黄色い部分を撤去すると簡単そう。引き出し一つ分ですね。
約180mm低くすることが出来そうなので、テレビ台の高さは220mmとなりそうです。
低い分には全く問題ないので、早速改造していきましょう♪
テレビ台の解体
切断作業なので、外にやってきました。
天板を固定するネジが見当たらないので、ダボ継ぎで組み立てられていますね。
そんな時は、ハンマーでたたいてパーツをばらしていきますが、金槌でたたくと傷がついてしまうので、ゴムハンマーを使用すると傷つけず楽に解体できます。
接続されているだろうポイント近くを、軽くコンコンすると少しずつ外れていきます。
おっと。このまま完全に外すとガラス戸が落ちて割れてしまうかもしれないので、ある程度浮かせたら外します。
ガラスの加工なんてできないので、このガラス戸は処分し、この開口部分は前回の記事で書いたポリスチレンシートの引き戸を設置する予定です。
天板を取り外しました。
何mm小さくするのか、ミリ単位で計測します。
下の段の引き出しはそのまま使えるようにするので、開閉に干渉しないように、引き出しの上端から5mm程度余裕を持って測定し、
172mmですね。
172mm切断で決定です。(はやっ!)
ただ、この手の製品の板は”フラッシュ構造”になっているのが基本です。
フラッシュ構造とは、このように、
(画像はネットよりお借りしました)
芯材で枠を作り、両面を合板で挟んでいます。
当然心材の無い部分で切断すると、空洞が出てきてしまいます。
そこもしっかりと想定して作業していきますのでご安心を。。
その他のパーツはネジで固定されているので、全部外してバラバラにして、加工するパーツをミリ単位で罫書きます。
線を引く定規は、裏に滑り止めが付いているシンワ アル助60Cmスベリ止付がおすすめ。
滑り止めが無いと、結構定規がズレて線もズレる・・・。
上端から172mmの位置を罫書き。
①~⑤のパーツ全て同じで、上端から172mmの位置で罫書きます。
後は罫書いたラインに沿って切断します。木材なのでのこぎりでも簡単に切れます。
まいたけは作業台にクランプで固定し、ジグソーを使って切断しました。電動工具は楽です。手動より精度も出るし。
はい。やっぱりフラッシュ構造なので空洞が出てきましたね。想定の範囲内です。
①~③全て同じ感じです。
④⑤は背板なので3mm厚のベニヤなので、カットするだけです。
カット後の空洞
①~③の板をカットし、空洞ができましたね。
今回に関しては、この空洞の上に天板が乗るので見た目的には何ら問題はありません。
そして両サイドにはネジの効く木材(黄色〇)があるので天板の固定も問題なく、テレビを乗せる用途のテレビ台としてはこのまま使用しても何ら問題はないのですが、
それではブログネタ的にも面白くないし、参考にされる方みんなが問題ない訳ではないので、しっかりと処理をしてから組み上げていきたいと思います。(偽善者まいたけ💧)
空洞を埋める
まず穴が空いていると何がマズイか?
ベニヤ側から押すとたわむ。ネジが効かない。強度が落ちる。
ま、そんなとこ。かな?
じゃあどうするか?
隙間を埋める。
今回の空洞部分の幅は、
12mmでした。なので厚さ12mmで奥行20mmくらい、長さは開口の長さの木材を準備すれば良いのですが、ホームセンターに行くのが面倒だった!!
(空洞に合った厚さの木材を準備しましょう)
なので、物置にあった杉板、
厚さが13mmでしたが、これを使います。
穴の中に入る奥行は20mmもあれば充分ですが、今回は120mm幅の木材を3等分したので、30mmとし、開口の長さより少し短めに設定し、カットします。
カット完了です。
でも、厚さが13mmなので入るはずがありません。そこで登場するのがミニかんな。これで1mm分削ります。
ちょっと刃を出し過ぎだと思うけど、結構気持ちよく削げます。
思ったよりあっけなく12mm厚の木材に変身しました❕
これでピッタリと空洞部分に入れる事ができるようになりました。
問題なく入る事が確認出来たら、固定するために端の部分に木工用ボンドを線状に塗って、
端が面になるように入れます。段差の無いようにするのが仕上がりを良くするポイント。
全部同じように処理して、まとめて クランプ で圧着して接着します。
これでフラッシュ構造の板ををカットした所の強度面での問題は解消しましたね。
ただこの面が表に出てきてしまう場合、見た目的な問題はクリアできないので、そこらへんは注意です。
組み上げていこう
ボンドが固まったらあとは組み立てていきます。
天板以外を元々固定されていたネジで固定。
天板を乗せて(まだ乗せるだけ)。うん♪良い感じ。
引き戸を付ける
このテレビ台は、ガラス製の扉が付いていましたが、さすがにガラスの加工はできないので再利用する事はできません。
ここで登場するのが ポリスチレンシート カスミ。
樹脂製のすりガラスみたいな感じで”オサレ”な扉を作る事ができます。
これを使って、引き戸を作製していきます。
アルミE型レール AE-3上 と、 アルミE型レール AE-3下 を幅に合わせて金鋸でカットし、
ボンド ウルトラ多用途S・U クリヤー でレールをしっかり固定!
クランプで固定しておけば、固まるまで完全放置できますからね♪
ポリスチレンシート カスミ のカット寸法は、縦寸法は開口部の高さ-3mm、横寸法は、開口幅÷2+10mmとし、使用時に外れないサイズとしました。脱着可能にするなら、高さを開口部の高さ-5mmにすると良いと思います。
ポリスチレンシートに油性マジックの極細で罫書いて、
ジグソーでカットしました。
ここら辺の詳しい作業は 前回の記事 で書いてありますので詳しく知りたい方は参考にしてもらうと良いと思います。
天板の固定
元々天板はダボ継ぎで固定してあったのですが、同じ工法で付けようと思うとかなり精度の必要な作業になるので、簡単なビス止めで固定していきます。天板と側板が固定できる長さのビスを準備します。
今回は、物置にあった頭のサラの部分が小さめの”スリムねじ”を使用しました。
新たに購入するなら、ホームセンターでちょうど良さそうなねじを探します✋数本しか使わないので安い小袋のでOK。
側板の中央付近の固定できる位置に下穴を空けて、
ねじ込むと、ねじ頭が飛び出しちゃいます。
いや、ちょっと嘘。。このままねじ込めばサラ頭なので、めり込んでいきます。
でも化粧ボードなので、あまり美しくは仕上がらない。
なので、下穴を開けたら面取りカッターをドリルにセットして、
下穴を空けた穴にセットして、ネジのサラより少し小さめに削ります。
こんな感じ~♪
ネジを逆さまにして、削った面が出ないようなサイズで。小さめがミソです👀
これを全箇所(今回は6箇所)に施して、ネジは少し浮かせた状態で屋内に搬入!(日が暮れたから💦)
ビスを全部閉めなかったのは、組み上げ後に引き戸が外れないサイズにしたからなんですね。
戸を入れ込みながらビスを締めますよ。
このようにちょっと持ち上げながら、
ポリスチレンシートの戸を上のレールに入れてから、下のレールに入れつつ、天板を下げる。
おお良い感じです。レールの開閉もスムーズ。そして”オサレ”。
あとは天板のビスをしっかり締めて完成です~👍
32型のテレビを乗せて。
完成!
リメイクしたとは思えない出来栄えに満足満足。。
使い勝手も👍👍
サイズが合わないから買い替えって考えになりがちだけど、ちょっと手を加えれば好みのサイズの収納を作る事が可能ですよ♪
いらなくなった物の加工だと躊躇なく手を加えれるので、勢いでやっちゃいましょう👍
今回も引き戸にポリスチレンシートを使用しましたが、まいたけ的には扉には最適な材料だと思います。
圧迫感も感じず奥行きを感じさせる。でも中身は見えなくなるので本当におすすめです🤗
さぁ、次は何しよっかな♪
まいたけDIYでは他にもいろいろなDIYでやった事を記事にしています。
時間に余裕があったら覗いていって下さいね^^
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